人気軽自動車のライバル比較

新型スペーシアとデイズルークスの試乗・クチコミ比較 価格と燃費

更新日:

2017年12月にモデルチェンジされて人気となっているスペーシアと、2014年に日産から発売されたデイズルークスを比較します。

両車ともに全高1700mm以上で室内スペースが広く、両側スライドドアを採用して利便性の高いスーパーハイトワゴンの軽自動車です。

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販売台数では新しいモデルのスペーシアの方が売れています。

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実際の試乗やクチコミ評価でスペーシアとデイズルークスを比較してみます。

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スペーシアとデイズルークスのスタイリングデザイン比較

まずは、ノーマルボディです。

↑新型スペーシア

スペーシアは「スーツケース」をモチーフにしているようで、箱型なのに丸みもあるデザインになっています。ツートンカラーも用意されていて、レトロで可愛いと評価は高くなっています。

↑デイズルークス

デイズルークスは、スーパーハイトワゴンの中では乗用車的なデザインとなっています。「シンプルなデザインで飽きがこない」などと言った評価です。ただ、物足りなさを感じる人も多いようです。

評価的にはスペーシアの方が高くなっているイメージです。

次にカスタムモデルです。

↑スペーシアカスタム

スペーシアカスタムは、ノーマルボディの可愛さとは対照的にかなりイカツイデザインになっています。スーパーハイトワゴンのカスタム系の流行です。

迫力のあるフロントフェイスが好きな人が買うものなので、カッコいいと評価は高くなります。が、ライバルのカスタムとあまり変わらないというクチコミも見られます。

デイズルークスハイウェイスター

↑デイズルークス ハイウェイスター

デイズルークスはカスタムではなく「ハイウェイスター」という名称になっています。ハイウェイスターもメッキが多用されていますが、スペーシアカスタム程の威圧感は感じません。

あまりゴテゴテし過ぎていない感じが上質感があって良いとの評価が多めです。

ちなみにデイズルークスには「ハイウェイスター」以外に「ライダー」というグレードもラインアップされています。

↑デイズルークス ライダー

日産は多くの車種でライダーをラインアップしていますが、人気は断然ハイウェイスターです。

スタイリングデザインは好みの問題ですが、スペーシアの評価の方が高いイメージです。

スペーシアとでデイズルークスの価格比較

スペーシアとデイズルークスの価格帯を比較します。装備内容に差はありますが参考までに。

まずはノーマルボディのノンターボエンジンです。

車種 価格帯
スペーシア 133万円~158万円
デイズルークス 132万円~162万円

価格はほぼ一緒です。

ちなみに、スペーシアもデイズルークスもノーマルボディにターボエンジンの設定がありません。よってターボエンジンが欲しい場合はカスタムかハイウェイスターを選ぶしかありません。これは両車ともに不満の声が上がっています。

スーパーハイトワゴンは車重が重いので、高速道路を使う人はターボがおすすめなのですが・・・。

次いで、カスタムとハイウェイスターのノンターボの価格です。

車種 価格帯
スペーシア 157万円~181万円
デイズルークス 164万円~183万円

デイズルークスハイウェイスターの価格帯が高めの設定になっています。それでも、両車ともに4WDとはいえノンターボで180万円オーバーはかなり高額ですね。

最後にカスタムとハイウェイスターのターボエンジンの価格帯です。

車種 価格帯
スペーシア 178万円~190万円
デイズルークス 167万円~189万円

ノンターボはスペーシアが安めの価格設定でしたが、ターボになるとデイズルークスの方が安い価格設定になっています。

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スペーシアとデイズルークスの燃費比較

スペーシアとデイズルークスの燃費については、マイルドハイブリッドのスペーシアの圧勝です。

車種 自然吸気(NA) ターボエンジン
スペーシア 28.2km/L~30/0km/L 25.6km/L
デイズルークス 22.0km/L 22.2km/L

特にノンターボの燃費は大きく差がついていますね。デイズルークスは何故かターボの方が燃費が良いという逆転現象までおきています。

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スペーシアのマイルドハイブリッドは、プリウスのようにモーターだけで走行できるわけではありませんが、クリープ走行ならモーターだけでの走行が可能になっています。

さらに、モーターがエンジンの補助をしてくれるので、アクセルの踏み込み量が少なくなって低燃費に貢献する事も期待できます。

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ただし実燃費もこの通りとは限りません。走行条件や運転の仕方によって実燃費は大きく変わるので、以下も参考にしてください。
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スペーシアとデイズルークスのエンジンパワー・加速比較

スペーシアもデイズルークスも660ccと小さいエンジンで重い車体を走らせることになります。同じ排気量とほぼ変わらないパワーなので、あまり変わらないような気もしますが。

まずは、両車の自然吸気エンジンのスペックを比較してみます。

車種 スペーシア デイズルークス
最高出力 52ps/6500rpm 49ps/6500rpm
最大トルク 6.1kgm/4000rpm 6.0kgm/5000rpm

エンジンスペックではスペーシアが上回ります。

ちなみに最高出力は速度に関係する数値で、最大トルクは加速に関する数値になります。軽自動車は速度を出すことが目的の車ではないので、大事なのは市街地走行での加速です。よってより重要となるのは最大トルクの数値です。

最大トルクはあまり変わらないので、加速はそれほど変わらないかもと思うかもしれません。ただ、スペーシアの方が4000rpmと低い回転数で最大トルクを発生するので、より扱いやすいエンジンとなります。

次いで、ターボエンジンのスペックを比較してます。

車種 スペーシア デイズルークス
最高出力 64ps/6000rpm 64ps/6000rpm
最大トルク 10.0kgm/3000rpm 10.0kgm/3000rpm

ターボエンジンについては全く同じスペックです。

では、ほとんど同じ性能が発揮できると思うかもしれませんが、実際の試乗・クチコミ評価では少し違っています。

スペーシアはマイルドハイブリッドエンジンなので、モーターがエンジンの働きをサポートしてくれるので、その恩恵を体感できるとの評価が多く見られます。
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燃費だけでなく、エンジンパワーや加速ではスペーシアに軍配が上がりそうです。

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スペーシアとデイズルークスの乗り心地比較

スーパーハイトワゴンは背が高くロールが大きくなりがちなので、サスペンションを硬く設定しているケースが多くなっています。

そんな中でも、デイズルークスは乗り心地がソフトという評価が多くなっています。

  • ライバルと比較すると良い意味ですこし柔らかくて好み。前後ともシートに厚みがあって良い。
  • 乗り心地は特筆する部分。とにかく快適で、長距離移動でも疲労感は極めて少ない。
  • 厚みのあるシートは居心地がよくて乗っていて疲れない。

柔らかい乗り心地が高評価です。ただし、乗り心地は好みの問題があって、硬めの乗り心地を好む人も多いです。

シートに関しては厚みがあって居心地がいごこちが良く疲れにくいと評価が高くなっています。

反対にスペーシアの乗り心地は、スーパーハイトワゴンらしく硬めのセッティングになっています。ただ、硬いからといって評価が低いわけではないようです。

  • 若干硬めに感じるが問題ない。音も静か。
  • 個人的にはスペーシアのちょい硬めのしっかり感が好き。N-BOXは乗り心地良いけど柔らかすぎ。
  • シートがいい。お尻・腰をしっかりサポートししてくれる。運転席の位置が良く、車全体のバランスも良い。
  • 街乗りメインのクルマでありながら、サスセッティングが硬すぎる。操安性を重視し過ぎ。このクルマの動力性能では飛ばす気になれないので、もっとソフトなセッティングにすべき。

スペーシアの乗り心地は硬めというクチコミ評価が多くなっています。ただ、ただ、硬めが好きな人とソフトが好きな人と好みが分かれています。

ソフトな乗り心地で街中のゆったりと走るならデイズルークスで、硬めのセッティングでしっかり感と安定感を求めるならスペーシアがおすすめになります。




スペーシアとデイズルークスのボディサイズと室内スペースの比較

スーパーハイトワゴンの魅力は、広い室内スペースと両側スライドドアです。

スペーシアとデイズルークスのボディサイズと室内スペースを比較してみます。

まずは、ボディサイズです。

スペーシア デイズルークス
全長 3395mm 3395mm
全幅 1475mm 1475mm
全高 1785mm 1775mm

ボディサイズはほぼ同じでした。軽自動車のボディサイズ枠があるので当たり前なのですが。

次いで、室内スペースです。

スペーシア デイズルークス
室内長 2155mm 2235mm
室内幅 1345mm 1320mm
室内高 1410mm 1400mm

室内長はデイズルークスが大きく、室内高はスペーシアが大きくなっています。

室内の長さはリヤシートのスライドで調整は可能です。デイズルークスのシートスライド量が260mmとスーパーハイトワゴンの中では一番で、ラゲッジスペースと居住スペースの調整幅が大きく便利です。

↑デイズルークス

室内高はスペーシアがデイズルークスやN-BOXの1400mmを上回る数値となっています。

↑スペーシア

ただ、その差はわずか10mmです。この室内スペースの数値争いにはあまり意味はないような気がします。

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スペーシアとデイズルークスのインパネ比較

運転している時に常に視界に入るのがインパネ・インテリアです。

インテリアの上質感ではデイズルークスの方が評価が高くなっています。

↑デイズルークス

デイズルークスのインパネ・インテリアは軽自動車路は思えないほど高級感があって、軽自動車のレベルではない」と言ったクチコミが見られます。

スペーシアのインテリアも評価が低いわけではありません。

↑スペーシア

スペーシアはシンプルで解放感があると言った評価のイメージです。収納スペースが小さいなどといった細かい不満点があるようですね。

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スペーシアとデイズルークスの試乗・クチコミ比較まとめ

スペーシアは、マイルドハブリッドによる燃費と走行性能の良さが魅力です。また、個性的なスタイリングデザインも人気の要因になってなっているのでしょう。

デイズルークスは、ソフトな乗り心地と、高級のある室内空間とシートによる居心地の良さが魅力です。スタイリングデザイン・インテリアともに乗用車的で軽自動車っぽくないのが個性になっています。

ただ、デイズルークスは燃費や走行性能では、最新のスペーシアに及んでいないイメージです。

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