2020年6月にモデルチェンジされた、新型ハリアーのグレードによる装備の違いを紹介していきます。
ハリアーのグレード構成は以下の5グレード構成です。
- S
- G
- G"レザーパッケージ"
- Z
- Z"レザーパッケージ"
*2021年1月現在
ハリアーのベーシックグレードは「S」で、ガソリンエンジン2WDの「S」ならば車両価格は299万円と300万円を切り価格で話題となりました。
「S」グレードと一つ上の「G」グレードは341万円なので、価格差は42万円もあります。
ハリアーの「S」の装備で満足できるのならば、こんなお買い得なグレードはありません。
ハリアーSとGやZとの装備の違いを紹介します。
目次
新型ハリアーのベーシックグレードSの見た目の違い
新型ハリアーのSグレードを買っても良いと思えるかどうかの第一関門は、見た目が許容できるかどうかだと思います。
新型ハリアーSグレードは17インチアルミホイール
まずは、アルミホイールです。ホイールキャップになっている程のコストダウンではありませんが、大きなボディサイズに小さめのアルミホイールとなります。
こちらは最上級グレードの「Z」です。高輝度シルバー塗装の19インチアルミホイールはかなりカッコ良いです。
こちらは中間グレードになる「G」です。18インチアルミホイールとなります。こちらは「ダークグレーメタリック」で塗装されているので、ボディカラーがブラックやグレーが特に似合うと感じます。
17インチアルミホイールは、外観の見た目では少し物足りなく感じますが、乗り心地に関しては19インチよりもソフトな乗り心地になります。
SグレードのLEDヘッドライトの違い
パッと見ではあまり違いがわからないですが、LEDヘッドライトに違いがあります。
↑Sグレード以外のLEDヘッドライト
↑SグレードのLEDヘッドライト
ハリアーSグレードは3灯式LEDヘッドランプですが、Sグレード以外では「プロジェクター式LEDヘッドランプ+LEDデイタイムランニングランプ」となっています。
Sグレード以外には「デイタイムランプ」なので、昼間でも違いが分かります。
「プロジェクター式LEDヘッドランプ+LEDデイタイムランニングランプ」は、ランプの外周を囲い込む2本のL字ライン発光が採用されています。
クリアランスランプ/デイタイムランニングランプ/ラーんランプ兼用として、昼も夜もこの2本の上質な光がインパクトを放っています。
Sグレードには採用されないこのヘッドライトは、アルミホイールに次ぐ見た目の違いです。
アルミホイールは交換可能ですが、ヘッドライトを後付けで交換するのは不可能なので、ここが許容できるかどうかは大きなポイントです。
フロントバンパーやLEDフォグの違い
フロント部分はヘッドライトも違っていますが、フロントマスクにも大きな違いがあります。
Sのフロントマスクには、フロントバンパーのメッキとLEDフォグランプが装備されません。
フロントのメッキパーツは好みだと思います。無い方がシンプルで良いというユーザーの方もいます。
また、フォグランプについてもSUVっぽくて必須アイテムのように扱われています。
が、そもそもフォグランプは濃い霧の中を走る時に点灯させるランプで、装着されていてもほとんど使われることのない装備です。
ハリアーのフォグランプの位置は低く、ランプ自体も小さいのでそれほど目立つパーツでもありません。
17インチのアルミホイールほど気になる部分ではないと思います。
リヤバンパーとリヤスポイラーの違い
Sグレードは、フロントバンパーと同様にリヤにもたグレードとの違いがあります。
フロントと同様にリヤバンパーにもメッキが採用されていません。
さらに、もう一つマフラーカッターの形状がSグレードは真円で、それ以外のグレードは楕円となっています。
正直リヤについてはそれほど気にならないかと思います。
特にマフラーカッターの形状は、差別化する意味あるのでしょうか??
他にもリヤルーフスポイラーにも違いがあります。
SとGグレードはブラック塗装のみとなっています。ここはSグレードだけではなく、中間グレードのGも同様のリヤルーフスポイラーです。
最上級グレードのZは、ボディ同色でサイド部はピアノブラック塗装が施されたリヤルーフスポイラーになっています。
このリヤルーフスポイラーも、リヤバンパー同様にそれほど気になる部分ではないと思います。
LEDハイマウントストップランプの違い
リヤでもう一つ、ストップランプにも違いがあります。
ただし、最上級グレードZだけ違う仕様になっています。
↑S、Gグレード
↑Zグレード
ZグレードのLEDハイマウントストップランプがロングタイプになっています。
これは視認性を考慮しただけのデザインではありません。
新型ハリアーのデザインのポイントとしてリヤコンビネーションランプがあります。
高い位置にある、薄くシャープなリヤコンビネーションランプは、赤色横一文字に光って、個性的なデザインでカッコ良いです。
この横一文字のリヤランプとLEDハイマウントストップランプのロングタイプは相性が良いです。
ただ、そこまでのこだわりが必要かどうかは疑問なので、Sグレードでも気にならないと思います。
新型ハリアーのSグレードとG、Zグレードの内装の違い
内装は運転中に目につき手に触れる部分なので、購入した後はエクステリアよりも内装の方が気になったりもします。
内装はパッと見わからない部分で、上位グレードと差別化されています。
新型ハリアーSグレードのシートの違い
新型ハリアーのシートにはファブリックシートと本革シートの設定があります。
本革シートを選択するには「Gレザーパッケージ」「Zレザーパッケージ」というグレードを選ぶ必要があります。
ベーシックグレードのSには「レザーパッケージ」の設定はありません。
よってSはファブリックシートとなります。
↑Sファブリックシート
↑G/Zファブリックシート
ファブリックシートはパッと見わかりませんが、Sグレードはファブリックのみに対して、G・Zはファブリック+合皮の組み合わせになってします。
座り心地も多少変わってくるので注意が必要です。
他にも、Sグレードはマニュアルシートですが、G・Zグレードは運転席8ウェイパワーシートが標準装備されています。
内装(インテリア)の色の違い
SグレードとG/Zグレードでは内装(インテリア)の色に違いが出ます。
インテリアカラーは室内の印象を大きく左右しるので、ボディカラーと同等以上に大事だと思います。
Sグレードはパネル加飾なしのブラックのみです。
一方、G・Zグレードは以下の3色から選べ、パネル加飾の色とシートの色もセットで変わります。
- ブラック⇒メタルブラックパネル加飾+ブラックシート
- ブラウン⇒グレーウッド調パネル加飾+ブラックシート
- グレー⇒ホワイトウッド調パネル加飾+ベージュシート
↑Sグレードの内装
ブラックの内装だとぱっと見のイメージはそれ程変わりませんが、グレー内装のホワイトウッド調にグレーのシートの組み合わせ内装など見ると、乗り込んだ時のイメージは大きく変わります。
↑G・Zグレードの内装
ブラックの内装で問題ないという方にはSグレードで必要授分だと思います。
Sグレードはインパネにも違いあり
運転している時、頻繁に目にする事となるインパネにも意外な違いがあります。
↑Sグレードのメーター
↑G/Zグレードのメーター
メーターリンクのデザインが違います。
あと、画像ではわかりにくいですが、センター部分のインフォメーションディスプレイが、Sグレード以外は7.0インチでSグレードは4.2インチとかなち小さくなります。
かなり地味ですがここまで差別化するかといった感じです。
新型ハリアーのSグレードの装備差まとめ
いかがでしたか?
装備差を以下の通りです。
- 17インチアルミホイール
- LEDヘッドランプ形状とデイタイムランニングランプなし
- フロントバンパーのメッキとLEDフォグランプなし
- リヤバンパーのメッキなしとマフラカッター形状の違い
- リヤルーフスポイラーブラックのみ
- ファブリック素材のみのシート、パワーシートなし
- パネル加飾なしブラックのみの内装
- メーター内ディスプレイが小さい
これだけの装備差が最小で42万円になります。
気にならなければ299万円の新型ハリアーは絶対にお買い得です!
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