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小回りが利くSUVは?最小回転半径のランキング【2023年】

更新日:

全幅が大きいモデルの多いSUVですが、小回りが利くかどうかも運転のしやすさには大事な要素です。
「切り返さずにUターンできるだろうか?」と不安に感じるシーンもあると思います。

小回りが利くかどうかは「最小回転半径」で判断できます。

最小回転半径とは「右か左にハンドルを奥まで切った状態でゆっくりと旋回し、一番外側のタイヤの中心が描く円の半径」のことです。

最小回転半径は一般的に5m以内ならば、かなり小回りが利くイメージです。が、ボディが大型化しているSUVでは5m以内の車種はごく一部です。

この最小回転半径に影響する要素はボディサイズだけではありません。

  • ホイールベース
  • トレッド
  • タイヤの切れ角

などの要素が様々影響して最小回転半径は決まってきます。

実は、最小回転半径は実測ではなく、計算式によって割り出す理論値になっています。実際は個体差などによる違いがあるようです。

小回り性能を最小回転半径で比較しランキングしていきます。




小回りが利くコンパクトSUVランキング

全長が短く小回りが利くコンパクトSUVの最小回転半径を比較してランキングにしました。

モデル 最小回転半径
クロスビー 4.7m
ライズ・ロッキー 4.9m
キックス 5.1m
C-HR 5.2m
エスクード 5.2m
MX-30 5.3m
CX-30 5.3m
CX-3 5.3m
ヤリスクロス 5.3m
ヴェゼル 5.3m(5.5m)
エクリプスクロス 5.4m
スバルXV 5.4m

最も小回りが利くコンパクトSUVはクロスビー

全長が3760mmと最もコンパクトなボディのクロスビーは、最小回転半径が4.7mと小さく狭い場所での運転の安心感があります。

ホイールベースも2435mmとコンパクトSUVの中では最も小さく、タイヤサイズも「175/60R16」とタイヤ幅も狭いので、タイヤもよく切れます。

クロスビーはボディはコンパクトですが、ワゴン的なボディ形状のおかげで室内スペースはトップクラスを誇っています。

ライズ・ロッキーも4.9mと小回り性能は高い

クロスビーには及びませんが、トヨタのライズとダイハツのロッキーも小回り性能は高いです。

↑ライズ

ライズとロッキーの採用回転半径は4.9mなので、コンパクトカー並みの小回り性能です。狭い駐車場や道路でのUターンなどへの不満もないです。

4m以内のコンパクトボディに2525mmのショートホイールベースの恩恵です。

ただし、17インチ装着の上位グレードの採用回転半径は5mとなります。

ヴェゼル、CX-30よりもC-HRは小回りが利く

コンパクトSUVで人気となっている「C-HR」「ヴェゼル」「CX-30」の3台は全長がほぼ一緒のライバルとなります。

  • C-HR:4390mm
  • ヴェゼル:4340mm
  • CX-30:4395mm

ヴェゼルが少しだけ全長が短くなっています。

この3台で一番最小回転半径が小さいのは5.2mのC-HRでです。

  • C-HR:5.2m
  • CX-30:5.3m
  • ヴェゼル:5.3m(5.5m)

大きな差ではないと感じるかもしれませんが、狭い場所で運転する時の10cmの差は結構大きいです。

ヴェゼルに関してはホイールベースは2610mmと最も短いにも関わらず、「RS」グレードでは5.5mもの最小回転半径になっています。
ヴェゼルは18インチグレードは5.5mの最小回転半径になります。

C-HRにも19インチ装着のグレードがありますが、最小回転半径は5.2mと17インチグレードと同じです。

CX-30は全長もホイールベースもC-HRよりも大きくなっているので、最小回転半径が大きくなるのは当然かもしれません。

コンパクトボディのヤリスクロスの小回り性能は?

ヤリスクロスはC-HRよりもコンパクトなボディサイズですが、C-HRよりも小回りが利きません。

  • ヤリスクロス:5.3m(全長4180mm、ホイールベース2560mm)
  • C-HR:5.2m(全長4390mm、ホイールベース2640mm)

ヤリスクロスはC-HRよりも全長で200mmも短く、ホイールベースも短いボディサイズですが、小回り性能ではC-HRに劣ります。

理由は不明です。

スバルXVとエクリプスクロスの最小回転半径はギリギリ

全長4400mmとミドルクラスSUVに近いボディズの「スバルXV」と「エクリプスクロス」の最小回転半径は5.4mと、小回りで苦労するかしないかのギリギリのサイズ感です。

一般的には5.5m超えると小回りが利かないというイメージになるようです。

2台ともホイールベースは2670mmとミドルクラスと同等の長さになっているので、最小回転半径が大きいのも仕方ないと思います。




最小回転半径が大きいミドルクラスSUV

コンパクトSUVでも小回りが利くとは言えないモデルが多い中、ミドルクラスSUVとなるとさらに小回り効かないのでしょうか?

最小回転半径のランキングを紹介します。

モデル 最小回転半径
アウトランダー 5.3m
フォレスター 5.4m
レガシィアウトバック 5.5m
ハリアー 5.5m
RAV4 5.5m
CR-V 5.5m
CX-5 5.5m
エクストレイル 5.6m
CX-8 5.8m

小回り効くのはアウトランダー

ミドルクラスSUVで最小回転半径がもっとも小さいのはアウトランダーです。

約4.7mの全長があるアウトランダーですが、同じ三菱のエクリプスクロスよりも最小回転半径は小さくなっています。
エクリプスクロスの全長4.4mよりも300mm長いのですが小回りではアウトランダーです。

ちなみにタイヤサイズはアウトランダー、エクリプスクロスともに同じ「225/55R18」になっています。

ハリアー、RAV4、CX-5の最小回転半径は5.5m

人気となっているハリアー、RAV4、CX-5の3モデルの小回り性能は同等です。

↑ハリアー

3モデルとも最小回転半径は5.5mと、小回りが利かないと感じるシーンが多い小回り性能です。

全長に違いはあります。

  • ハリアー:4740mm
  • RAV4:4600mm
  • CX-5:4545mm

ハリアーとCX-5の全長差は200mm以上あるので、ハリアーはボディサイズの割には小回りできる方かもしれません。
ただ、ホイールベースはハリアー2690mm、CX-5は2700mmとCX-5が大きくなっているので当然の結果です。

3列シートのCX-8は小回り効かない

3列シートでミニバン需要も取り込んでいるCX-8の最小回転半径は5.8mとなっています。

↑CX-8

CX-8は3列シートで全長は4.9mで、ホイールベースも2930mmとCX-5よりも230mも長くなっています。
CX-5と同じプラットフォームに全長を伸ばして3列シートにしていれば、もう少し小回り効いたかもしれません。

クロカンタイプは小回り効かない

本格オフロードも走れるクロカンタイプは、ボディサイズの大きさもありますが小回り効きません。

モデル 最小回転半径
ランドクルーザー100 5.9m
レクサスLX 5.9m
ランドクルーザー 5.8m
ジムニーシエラ 4.9m

ランドクルーザー(ランクル100)は小回りに期待しない

本格クロカンの王者である、ランドクルーザーに関しては最小回転半径が5.9mとかなり大きくなっています。

全長が4.95mと約5mです、レクサスLXに至っては5mオーバーのボディサイズなので、小回り期待するのが間違いです。

ただ、ホイールベースは2850mmとCX-8よりも短くなっています。

ランドクルーザープラドも最小回転半径は5.8mと小回り効きません。

ジムニーシエラは小回り効く唯一のクロカン

本格的にオフロード走行するのであれば、本来は小回り効いた方がいいにきまっています。が、日本車のクロカンは大型ボディばかりで小回り効きません。

その中で、小回りが利くジムニーシエラは本気でオフロード走行するのには最適です。もちろん軽自動車のジムニーもです。

全長3550mmとコンパクトなボディの割には小回り効かないなというイメージですが・・・。

やはりラダーフレーム構造のボディは小回り効きません。

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