乗り降りのしやすさは、軽自動車を選ぶ上でクルマへの乗り降りのしやすさは重要です。
保有している期間、一体何回乗り降りするでしょうか?
自分だけならまだしも、ファミリーカーとして利用するなら小さな子どもの乗り降りもありますし、高齢者・シニアの方が乗り降りしやすいかも重要です。
軽自動車の乗り降りしやすさは、実際に試乗しないとわからないことが多いですが、独自の視点で乗り降りしやすい軽自動車を比較してみます。
目次
乗り降りしやすさで重要!ステップ高・シート高の比較
乗り降りのしやすさは、シート高とステップ高が大きく関わっています。
地面からフロアまでの高さが「ステップ高」、地面からシート座面までの高さが「シート高」になります。
ステップ高は低い方が、シート高は高い方がより乗り降りしやすくなります。ただ、あまりシート高が高すぎると、子供など小さい人は座りにくくなります。
フロントシートへの乗り降りのしやすさ比較
まずは、ファミリーカーとして利用することが多いと思われるスーパーハイトワゴンです。
スーパーハイトワゴン
車種 | ステップ高 | シート高 |
N-BOX | 350mm | 720mm |
タント | 345mm | 675mm |
スペーシア | 345mm | 705mm |
ルークス | 350mm | 690mm |
eKスペース | 350mm | 690mm |
ウェイク | 320mm | 740mm |
身長によって乗り降りのしやすさは変わってきますが、フロントの乗り降りのしやすさはタントになります。
ステップ高はウェイクが低くなっていますが、フロントシートに小さい子供や高齢者の方が乗るケースは少ないと思うので、ステップ高はそれ程問題ないと思います。
それよりもシート高が重要です。
シート高は高い方が座りやすいですが、高すぎると乗り降りしにくくなります。スーパーハイトワゴンはシートが高いので、ウェイクの740mmは少し高いですね。N-BOXの720mmも高いかもです。
自分の腰の高さを考えると分かりやすいかもしれません。
ハイトワゴン
車種 | ステップ高 | シート高 |
N-WGN | 340mm | 635mm |
デイズ | 320mm | 630mm |
eKワゴン | 350mm | 655mm |
ワゴンR | 330mm | 640mm |
ムーヴ | 300mm | 600mm |
ムーヴキャンバス | 320mm | 660mm |
ムーヴキャンバスはシート高が最も高く、スーパーハイトワゴンなみの高さで見晴らしがよいのはメリットだと思います。
ステップ高とシート高で見るとハイトワゴンタイプの最も乗り降りしやすい軽自動車だと思います。
SUV軽自動車
車種 | ステップ高 | シート高 |
ハスラー | 350mm | 650mm |
ジムニー | 580mm | 780mm |
ハスラーはSUVルックですが、乗った感じはハイトワゴンです。
サイズのデータはないのですが、タフトもハスラーと同じようなイメージだと思います。
ジムニーは完全にクロカン軽自動車です。ラダーフレーム構造のボディなので、ステップ高もシート高も高くなっています。乗り降りのしやすさは求めない方が良いと思います。
セダンタイプ
車種 | ステップ高 | シート高 |
アルトラパン | 325mm | 590mm |
アルト | 330mm | 600mm |
ミラトコット | 300mm | 560mm |
ミライース | 330mm | 590mm |
セダンタイプの軽自動車はシートの高さが低めになります。
ただ、乗り降りの時に矢が見込むほど低いわけではないので、高齢者の方でも苦痛になることはないでしょう。
リヤシートの乗り降りのしやすさ比較
リヤシートへの乗り降りは小さな子供や高齢者の方というパターンも多いと思います。
特にスーパーハイトワゴンは、スライドドアが採用されているので、リヤシートの利用頻度も高いですよね。
スーパーハイトワゴン
車種 | ステップ高 | シート高 |
N-BOX | 370mm | 740mm |
タント | 355mm | 725mm |
スペーシア | 345mm | 720mm |
ルークス | 360mm | 740mm |
eKスペース | 360mm | 740mm |
ウェイク | 370mm | 740mm |
ステップ高もシート高も低い方が、後部座席への乗り降りはしやすくなります。特にステップ高は低い方が良いです。
スペーシアがステップ高、リヤシート高ともに最も低くなっています。
N-BOXとウェイクはステップ高が最も高くなっています。N-BOXは低床フロア技術によって室内高や荷室のスペースが広いことがメリットですが、ステップ高やシート高は低くなっていませんね。
ハイトワゴン・SUV軽自動車
スーパーハイトワゴン程ではないですが、ハイトワゴンやSUVタイプの軽自動車もリヤシートの使い勝手は悪くありません。
よって、後部座席の乗り降りも気になるところです。
車種 | ステップ高 | シート高 |
N-WGN | 350mm | 670mm |
デイズ | 360mm | 650mm |
eKワゴン | 375mm | 645mm |
ワゴンR | 340mm | 700mm |
ムーヴ | 330mm | 640mm |
ムーヴキャンバス | 365mm | 590mm |
ハスラー | 375mm | 720mm |
スライドドアの乗り降りしやすさ比較
【N-BOX】
とにかく室内高が高いので、乗り降りの際に天井を意識する必要がないほど高いドアの開口部と、ホンダ得意の低床フロアの組み合わせで乗り降りのしやすさが実感できます。
リアへの乗り降りにも握りやすいグリップがあるのもポイントです。
また、非接触式キー装着車のスライドドアは、センサーに触れるだけで開錠される機能や、ドアハンドルを引くだけで開錠とスライドドアのオープンが同時にできる機能も組み込まれているので、乗り降りにはとても便利です。
【タント】
タントの魅力はなんといってもミラクルオープンドアです。ミラクルオープンドアはフロントとリアスライドドアを開けると、間に柱がなく、広大スペースの開口部がが出現するため、乗り降りのしやすさは抜群に良いです。
さらに、前後席ともに段差のないフロアで、ステップ高がスライドドア軽自動車の中でも低いので、乗り降りのしやすさはNO1でしょう。
【スペーシア】
スライドドアは構造的にステップが高くなりがちですが、ライバルの中でも低めの高さになっているので乗降性は良いです。
さらにリアシートへの乗り降りには、左右ともアシストグリップがついていて、子供やお年寄りの乗降性をサポートしています。
【ルークス】
前後席ともにドア開口部が大きく、室内高も高いので、身長の高い人でも楽に乗り降りできるようになっています。
シートの座面の位置が自然と腰を落とせる高さにあって、後席側はフロアの段差もないため、最小限の動きでスムーズに乗り降りすることができます。
また、オプションではありますが、子供や高齢者の方が乗り降りしやすいようにオートステップが採用されています。
ドアに連動してステップが出現します。
【ウェイク】
前席はシート高の割にステップが低めなのが特徴です。お尻から滑り込ませるようにするとスムースに乗ることができます。
前後席ともにシート高が高く、見晴らしが良いのも特徴です。
後席は開口高があるので乗り降りしやすいのですが、アシストグリップがついていないのが残念なポイントです。
乗り降りしやすい軽自動車はタントとスペーシア
ステップ高とシート高から見る、乗り降りしやすい軽自動車はタントとスペーシアです。
↑タントカスタム
↑スペーシアカスタム
シートが高く見晴らしの良い軽自動車はN-BOXとウェイクです。
↑N-BOXカスタム
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