乗り心地の悪いミニバンは嫌ですよね?
室内スペースが広く、多人数乗車が可能なミニバンは家族や仲間を大勢乗せて、遠出することを目的に購入することが多いですよね。
それなのに、乗り心地が悪かったり、静粛性が低く室内がうるさかったら満足度が下がります。
ミニバンは背が高いので、乗り心地が悪くなるイメージがありますが実際はどうなのでしょうか?
この記事では乗り心地や静粛性の高いミニバンのランキングを紹介しています。
ミニバン購入を検討している方への参考になれば幸いです。
乗り心地の良さは数値などの明確な基準が無いので判断は難しいです。
乗り心地が「硬い方が好き」とか「柔らかい方が好き」など好みの問題もありますが、試乗レポートやユーザーのクチコミなどを参考にランキングしています。
乗り心地の評価は個人の好みや感じ方で大きく変わるものなので、あくまでも参考程度にお願いします!
目次
1位:日産 エルグランド
乗り心地が良いミニバンランキング1位はエルグランドです。
正直ちょっと意外だと思いませんか?
エルグランドは2010年に発売されて10年以上が経過している古いモデルですが、乗り心地に関しての評価はミニバンNO1の高さです。
- 初めて乗った時は感動した
- 乗り心地は非常に洗練されていてよい
- 基本設計が10年以上前でもミニバントップクラス
- 乗り心地は、ミニバンにしてみては最高
10年以上も前のクルマなのでさすがに古さを感じる部分は多いようですが、逆にこれだけ古いお出るでこの乗り心地はすごい!といった評価が多いイメージです。
- 「しっとり走る良い車」がピッタリの表現
- エルグランドはしなやかな乗り心地、オデッセイはゴツゴツ
- アルヴェル、オデッセイよりフワフワ感、突き上げ感が少ない
- アルヴェルのほうが揺れる
乗り心地の良さについては「しっとり」「しなやか」といった表現が多くなっています。
エルグランドは重心の低さがウリになっていて、アルファードやヴェルファイアよりも全高が低くなっていることが、ミニバン特有の揺れやフワフワ感の少なさにつながっています。
直進の安定性も高く、高速道路での運転にも安心感があるというメリットもあります。
- 2列目も不快な揺れや横Gが少ない
- 助手席かセカンドシートに乗せてもらう車
- シートの厚み含めて良い車
また、運転席だけでなく、助手席や2列目シート(セカンドシート)でも乗り心地が良く、家族など同乗者からも評価がたかくなっています。
また、遮音が良く静粛性の高さも高評価です。
乗り心地を優先してミニバン購入を検討しているのであれば、古いモデルだからと対象から外すのではなく、一度試乗してみることをおすすめする1台です!
2位:ホンダ ステップワゴン スパーダ
乗り心地が良いミニバンランキング2位はステップワゴンスパーダです。
2位はステップワゴンスパーダですがステップワゴンも乗り心地評価高いです。
2015年に発売されたモデル末期の5ナンバーサイズのミニバンですが2位とかなり検討しています。
- 低重心の恩恵でロールが少なくて良い
- 不快な揺れを心配しましたが全く気にならない
- ロールが少なく酔わない
ステップワゴンスパーダの乗り心地評価で多いのは「ロールの少なさ」です。
ステップワゴンはホンダの独自技術であるセンタータンクレイアウトによる低重心の設計が大きく影響しています。
重心が低いことで全高を高くしなくても広い室内空間が確保できるようになります。
重心が低く全高が低いので、安定感がうまれコーナーなどのロールも少なく快適な乗り心地につながっています。
- ミニバンの中では乗り心地が硬いがちょうど良い
- ノア、ヴォクシーは柔め、ステップワゴンは硬め
- 少し硬めだが、路面のゴツゴツをうまく吸収して不快感なし
- 舗装の悪いところやギャップでも嫌な跳ね方をしない
ステップワゴンの乗り心地のイメージは「硬め」です。
ロールが少なく硬めの乗り味なのでスポーティなミニバンのイメージですが、ゴツゴツしないし、舗装の悪いところでも跳ねたりしないので、不快感はないのが良いところです。
硬めの乗り心地とロールの少なさは、車酔いしにくさにつながるので、酔いやすいお子さん入る場合にはおすすめです。
- 静か、震動少ない、最高
- 外の音は結構遮断されて車内は静か
- 静粛性の恩恵で車内の会話がスムーズ
また、ステップワゴンは静粛性も高いと高い評価です。
モデル末期になっていますがステップワゴン、特にスパーダは高い乗り心地評価です。
3位:トヨタ アルファード・ヴェルファイア
↑アルファード
↑ヴェルファイア
乗り心地が良いミニバンランキング3位はアルファード・ヴェルファイアです。
高級ミニバンでありながら、圧倒的な人気で販売台数ランキング上位に君臨するモデルです。
さすが高級ミニバンだけあって、乗り心地ランキングも上位です。
- 乗り心地はかなり良い仕上げで満足
- アルファードたる乗り心地でとても良い
- ミニバンの中では最上位
乗り心地の評価は概ね好評で、ノア・ヴォクシーやセレナよりも一クラス上の乗り心地との評価もあります。
特に遠出した時の疲労感は他車に比べ非常に楽だとのクチコミもあります。
- あまりフワフワした感じにならない
- フワフワし過ぎず良い感じ
- 足回りのフワフワ感、モッサリ感が落ち着かない
- 街乗りは最高、高速道路では結構揺れる
- 三列目は結構揺れて子供は車酔い
乗り心地の「フワフワ感」は人によって感じ方が違っているイメージです。いずれにしても、思ったほどフワフワしないという評価なので、日産のエルグランドよりもフワフワ感があると思った方が良いです。
車酔いしやすい同乗者などいる場合は注意が必要かもしれません。
またこのフワフワ感は高速域での運転の不安につながっているケースもあるようです。
- 室内はかなり静か
- 路面の良い所では殆ど振動を感じない
- 角の取れた乗り心地
アルファード・ヴェルファイアの良いところに「静粛性の高さ」があります。ここが一番の魅力かもしれません。
また、ソフトな味付けになっているので振動の少なさや角のとれた乗り味も高い評価になっています。
- 期待値が高すぎたせいか「普通」
- 可もなく不可もなく
- クラウンなどの高級セダンみたいな乗り心地ではない
高級車のイメージですが、さすがにクラウンのような乗り心地を期待していてはダメです。全高180cmを超えるミニバンとセダンを比較するべきではありませんね。
乗り心地ランキングが3位だったのも、期待値の高さの裏返しで順位を下げた可能性もあります。
助手席や2列目シートの乗り心地は、広く快適な空間が確保されているだけに、評価が非常に高く高級セダンよりも満足度は高くなるかもしれません。
アルファード・ヴェルファイアは柔らかめの乗り心地になるため、硬めの乗り心地が好みの方にはあまりおすすめできないかもしれません。
モデル末期ではありますが、エルグランドも試乗してみる方が良いと思います。
関連リンク
⇒トヨタ アルファードは黒か白か?人気色・不人気色は?
4位:ホンダ フリード
乗り心地ミニバンランキング4位はホンダのフリードです。
コンパクトミニバンでありながら、4位にランクインと高い乗り心地評価です。
- 乗り心地は良い
- しなやかに路面の凹凸をいなしてくれる
- 突上げは問題なし
- スピードが上がると意外にフラットに粘る
- 車両が小型ですが室内は広々で快適
コンパクトミニバンなので乗り心地にはそれ程期待できないかと思いきや、フリードの評価は高めです。
直接のライバルとなるシエンタと比較しても乗り心地が良いといった評価が多いです。
- シエンタはふわふわ系でフリードは適度に硬さあり
- ファミリーカーとしては脚はちょい硬め
- ガチガチとかじゃなくて「ちょっと硬いかな」ぐらい
- 街乗りでは少し硬く感じるが高速はちょうどいい
フリードの乗り心地は硬いとい感じるユーザーが多くなっています。ただ、硬めの乗り心地が高速道路などでの安定性につながっているようです。
好みはありますが、不快に感じるほど硬いといったイメージではありません。
ただし、路面状況にもよるようですが、ロードノイズが大きいと不満のクチコミは多くなっています。
- 座席がかたく、長距離乗ったらおしりが痛くなった
- 座面が硬いので座り心地は良くない
- シートが良くないので長時間運転は疲れる
フリードの乗り心地のデメリット部分はシート・座席が硬いことです。
おしりや腰が痛くなるので、長距離運転はつかれるなどのネガティブな意見が多く見られます。
5位:日産 セレナ
↑セレナ e-POWER
ミニバン乗り心地ランキング5位は日産のセレナです。
日産での人気NO1ミニバンのセレナの乗り心地評価ランキングは、ライバルのステップワゴンよりも低い順位となりました。
- 特に突き上げ感もなく悪く無い
- ソフトではあるが、走行時の不安感はない
- 凄く柔らかく、段差を上っても優しさを感じる
- ホンダよりも乗り心地はいい
セレナの乗り心地は「柔らかい」「ソフト」といったイメージです。
乗り心地は好みがあります。柔らかい乗り心地が好みの方には高めの評価となっています。ホンダのステップワゴンが硬めの乗り心地なので、対照的な乗り心地になっています。
- 柔らかい乗り心地でフワフワする一歩手前
- ちょっと柔らかすぎる
- 常に車両の重心の高さを意識させられる
- 左右の揺すられが強い
- 交差点を曲がる時もちょっと怖いくらい
セレナはソフトな乗り心地ですが、揺すられたり、フワフワしたりして怖いなどといったネガティブな評価もあります。
この不安定な感じは、サスのセッティングだけでなく、セレナの全高の高さにも影響しているでしょう。
ステップワゴンは低床フロアで重心が低く、セレナよりも全高が低めに設定されています。
セレナは、ステップワゴンよりも運転席からの視点が高く見晴らしがよいとうメリットもあります。
- 重いバッテリーが床下にあるので安定している
- シリーズハイブリッドの静粛性の高さが際立っている
- 遮音性はMクラスミニバンでは群を抜いて良かった
セレナにはハイブリッドのe-POWERも設定されていて、e-POWERについては静粛性の高さは非常に高い評価になっています。
また、バッテリーを床下に設置しているため、通常のガソリンエンジンモデルよりも重心が低くなる分安定感があるとのクチコミも見かけます。
6位:トヨタ ヴォクシー・ノア
↑ヴォクシー
↑ノア
乗り心地評価ランキング6位はトヨタのヴォクシー・ノアとなりました。
兄弟車で2モデル合わせると最も売れているミニバンですが、乗り心地評価は低めのランキングになりました。
- 期待しなければ良い
- 上質さを求めるならアルファードに乗れば良いだけ
- ミドルサイズミニバン内での乗り心地としては悪くはない
- 特に気になる突き上げ感などもなく悪くはない
ヴォクシーとノアの乗り心地は「特に悪くない」といった表現が多くなっています。
可もなく不可もなくといった特徴のなさがヴォクシー・ノアの特徴になっているような気がしますね。
オーナーの方も大きな期待をせず購入しているイメージです。もっと求めるなら、アルファードを買うべきだという割り切りがあるのでしょう。
- 段差や継ぎ目の不快な振動がモロに伝わる
- 低床なので、突き上げ感は軽自動車と変わらない
- ギャップの吸収が良くなくバタつく
可もなく不可もなくの乗り心地評価が多い中、ネガティブな表現での評価もあります。振動や突き上げ、ギャップの吸収などに不満のクチコミも多くみられます。
7位:トヨタ シエンタ
乗り心地評価ランキング7位はトヨタのシエンタとなりました。
2015年に発売された古いモデルであることも影響しているのか、乗り心地評価は低くなりました。
直接のライバルであるフリードの高評価と対照的な乗り心地評価です。
- 柔らかく街乗りでの乗り心地はよい
- 足が道路に対してとても柔軟に動く
- 50~60キロで街乗りオンリーなら快適
- 乗り心地は普通で軽よりはいいが最高とは言えない
シエンタの乗り心地はトヨタらしく柔らかくソフトな乗り心地になっています。
高速道路では不安を感じるシーンもあるようで、長距離運転が疲れるなどの評価もありますが、街乗り中心ならば問題ないと感じる人が多いようです。
- サスが柔らかく、剛性もフニャフニャしている
- ロール、ピッチングが大きい
- 大きい段差では突き上げを感じる
シエンタの柔らかい乗り心地がネガティブに感じる人も多いようです。コンパクトミニバンとは言え、ロールも大きいなどの評価もあります。酔いやすい場合には注意が必要です。
- 50キロから加速をすると盛大な音が聞こえてくる
- アクセル踏むとエンジン音がうるさく、会話がしにくくなる
また加速の時のエンジン音がうるさいとの不満も見かけます。静粛性に関しても評価はイマイチのようです。
ミニバンの乗り心地・静粛性ランキングまとめ
ミニバンの乗り心地・静粛性ランキングを紹介してきましたが、乗り心地評価は個人の好みや感じ方で大きく変わるものなので、あくまでも参考程度にお願いします!
1位:日産 エルグランド
発売から10年以上経過していて、アルファード人気で影の薄いエルグランドが堂々の1位でした。
2位:ホンダ ステップワゴン スパーダ
モデル末期ですが特にステップワゴンスパーダの乗り心地評価が高くなっています。
3位:トヨタ アルファード・ヴェルファイア
3位ではありますが人気の高級ミニバンというハードルの高さが影響しての順位だと思います。
↑アルファード
↑ヴェルファイア
4位:ホンダ フリード
コンパクトミニバンでは乗り心地NO1の高い評価となっています。ホンダ特有の硬めが高評価。
5位:日産 セレナ
ステップワゴンよりもソフトな乗り心地でのふらつきが評価を下げています。
↑セレナ e-POWER
6位:トヨタ ヴォクシー・ノア
可もなく不可もなくという評価です。
↑ヴォクシー
↑ノア
7位:トヨタ シエンタ
高評価のフリードとは正反対に厳しい評価となりました。
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