荷室スペース（トランク）が広いミニバンのランキング【2023年】

ミニバンは家族や仲間とのレジャーや旅行などでの使用が多くなりますよね。そうなると、大人数が乗れるだけでなく荷物も多く積めることが大事な要素になります！

ここでは、荷物も多く載せることができるミニバンを調べている方に向けて、ボディタイプ別に荷室スペース（トランク）をランキングします。

荷室スペースが一番広いLクラスの高級ミニバンはアルファード！

まずは高級ミニバンで快適性も高いLクラスミニバンの荷室スペース（トランク）のサイズを比較します。

＊単位mm　2022年 ミニバンのすべて参照

Lクラスの高級ミニバンの荷室の広さランキングで一番はアルファードです！

3列シート使用した状態での奥行きは狭いですが、3列シートをスライドさせることで最大700mmもの奥行きになることが大きな強みです！

↑アルファードの3列シート格納状態

さらに3列目を格納すると余裕のあるスペースとなり、2列目を前方にスライドさせることでスペースを拡大できます。

ただ、3列シートの左右跳ね上げは薄型シートとはいえ、荷室幅への影響と後方視界の妨げになるデメリットはあります。

ライバルとなるエルグランドも3列シートをスライドさせることができますが、最大550mmとスライド量ではアルファードより劣ります。が、格納した状態での荷室スペースはアルファードを上回ります。

理由は荷室の横幅が広いからです。

エルグランドの3列目は前方に倒して格納するタイプで、アルファードは左右に跳ね上げる形式になるため横幅が狭くなってしまいます。

↑エルグランドの3列シート格納状態

エルグランドの方が左右のスペースを有効に使えるのがよくわかります。

グランエースの荷室も決して狭くはないですが、グランエースは荷物よりも人を快適に運ぶためのミニバンと割り切ったほうが良いです。

ただ、6人乗り仕様では、2列目と3列目のシートをともに前方へスライドさせることで荷室のスペースを拡縮できるなどの利便性は高くなっています。

オデッセイはこのクラスでは高さのスペースが低いため不利になっていますが、使い勝手含めて広さは必要十分といったイメージです。

オデッセイの3列目はアルファードとは違い床下格納式で、跳ね上げ式よりも力を必要としない上に、後方視界の妨げにもなりません！

ただし、一体格納式になっているのが残念なポイントです・・。

3列目を格納すれば、ゴルフバッグ4セットを楽に積載できる収納力となっています。

Mクラスのミニバンで一番荷室が広いのはセレナ！

高級ミニバンほどの価格ではないが、使い勝手がよくコスパの高いミニバンMクラスミニバンの荷室スペース（トランク）のサイズを比較します。

＊単位mm　2022年 新型ステップワゴンのすべて参照

Mクラスミニバンで荷室が最も広いのはセレナです。（あくまでも数字）

セレナの荷室は特に高さ、奥行き方向にスペースが広くなっています。

3列目シートを利用したままでもゴルフバッグが4個収納可能です！これは広い！

また便利なのはデュアルバックドアです。

通常の約半分のスペースがあれば開閉できるハーフバックドアが設定されていて、後ろに停まっているクルマや壁からの距離が近くても、ドアを開けて荷物の出し入れが可能になっています。

次に荷室が広いのはステップワゴンになります。

ステップワゴンの特徴は3列シートが床下に格納できることです。（マジックシート）

床下格納はステップワゴンだけの特徴で、左右跳ね上げしたときのシートが邪魔にならないという大きなメリットがあります。

3列目を格納して2列目をロングスライドで一番後ろまで下げたとしても奥行きは910mmと十分なスペースを確保できています。

ノア・ヴォクシーはセレナ、ステップワゴンのスペース効率と比較すると少々見劣りします。

ノア・ヴォクシーの3列目シートはセレナと同じく左右跳ね上げ式となっています。

3列目の跳ね上げは、レバーを引いてシートバックを倒して、そのままアクションで座面を跳ね上げ、止まったところでストライカーに押し込んで固定するだけです。

スペースのアレンジ操作は誰でも簡単に行えるような工夫がされています。

コンパクトミニバンで一番荷室が広いのはシエンタ！

全長4300mm未満で、全幅1700mm未満の5ナンバーサイズミニバンは、コンパクトなボディの割に広い室内空間が魅力の人気あるカテゴリーです。

＊単位mm　2022年 ミニバンのすべて参照

コンパクトミニバンで3列シートがラインアップされているのはフリードとシエンタのみです。
流石にこのボディサイズに3列シートでは荷室スペースは狭いです！

荷室スペースで考えるとフリードと違って2列シートがラインアップされているシエンタが最も広いスペースを確保できます。

3列シート仕様では3列目を使っている状態での荷室はボディサイズなりのスペースしかありません・・。ただ、3列シート仕様でも3列目を折りたたむかダイブインで格納するかを選べるため使い勝手が良いです。

3列シートを格納したスペースは左右跳ね上げ式と違って左右のスペースを有効に活用することもできます。

ただ、荷室スペースを効率よく広く使いたいのであれば、2列シート仕様を選ぶのがおすすめです。

シエンタに匹敵するぐらい荷室スペースが広いのはフリードです。

3列目シートを格納すれば、荷室スペースは高さに奥行きとスペースは広めではあります。
が、3列目シートが左右跳ね上げ式で、格納しても結構張り出しを感じます・・・。

フリードには3列シート仕様しかラインアップされていないので、3列目のシートが必要ないのであれば「フリード＋」を選択するほうがおすすめとなります！

フリードから3列目シートを省いた荷室は高さ方向のスペースがとにかく広いです！

2列目を倒せば、ロードバイクやMTB（マウンテンバイク）が車輪を外さずに立てたまま積めます。

3列シートが設定されていないソリオは、3列シートを格納したフリードやシエンタと匹敵する荷室スペースとなっています。

ソリオの荷室スペースは通常時でも着ない持ち込みサイズのスーツケースを床上5つと床下1つの合計で6個積載することができる積載力です。

シートは左右独立で前後スライドと床下格納ができるアレンジの広さもソリオのメリットです！

ソリオと比較すると荷室スペースが狭くなっているのがトール・ルーミーです。

ソリオと比較すると奥行きのスペースが狭くなっています。が、シートスライド量が240mmとソリオの165mmよりも長いので、荷室と居住スペースの配分変更の自由度が高くなっています。

また、デッキボードを反転させれば汚れに強い樹脂の床となって、さらに付属のマットを伸ばして自転車などを積んでも汚れが気にならないといったアイディアも搭載されています。

荷室スペース（トランク）が広いミニバンのランキングまとめ

Lクラスの高級ミニバンで荷室の広さと使い勝手が良いのはアルファード・ヴェルファイアとなります。サードシートのスライド量が大きいことが荷室を有効活用できる大きな理由です。

Mクラスミニバンで最も荷室が広いのはセレナです！荷室の広さも良いですが、デュアルバックドアが狭い場所での荷物の出し入れに便利な機能も魅力です。

コンパクトミニバンで荷室スペースの広さNO1はシエンタです。3列目シートの格納が折りたたむかダイブインで格納できるため、左右のスペースを有効活用できます。