1998年に発売されて約20年間もの間モデルチェンジなしで販売され続けたジムニーが、2018年7月にモデルチェンジされ新型ジムニーに切り替わりました。
また、ジムニーの乗用車バージョンのジムニーシエラは、2002年の発売されて16年の歳月を経てジムニーと同時にモデルチェンジされました。
新型ジムニーとジムニーシエラは「ラダーフレーム」「副変速機」「パートタイム4WD」という伝統を貫いた生粋のオフロードSUVです。
目次
ジムニー・ジムニーシエラは本格オフロードSUVデザインに変更
↑新型ジムニー
最近流行のシティ派SUVの対極に位置するのがジムニーだ、ということを明確に打ち出しているのが新型ジムニーです。
↑先代ジムニー
1998年に発売されたジムニーは、シティはSUV人気に影響を受けて、乗用車的でちょっとかわいいイメージのデザインとなって多くの批判を受けたようです。
そこで新型ジムニーでは角ばった直線基調のデザインとなって、シンプルに徹していますね。昔ながらのオフロードSUVらしいデザインは、かなり好評となっています。
↑新型ジムニー
これまでのジムニーユーザーだけでなく、新た興味を持つ人も多く出てきそうなスタイリングデザイとなっていますね。
ジムニーシエラは、ジムニーにオーバーフェンダーが装着されています。
↑ジムニーシエラ
オーバーフェンダーボディは大きくなっていますが、室内スペースはジムニーと同じです。
ただ、オーバーフェンダーが装着されるとワイルドさが更にアップしていますね。
やはり、ジムニーは硬派なこのスタイリングが良いですね。この本格クロカンのスタイリングが、シティ派SUV中心の現代では新鮮で個性的な存在になっています。
ジムニーとジムニーシエラはボディサイズが違う
ジムニーとジムニーシエラは軽自動車と普通車なので、当然ボディサイズは違います。
ボディサイズ( )内はジムニーシエラ
- 全長:3395mm(3550mm)
- 全幅:1475mm(1645mm)
- 全高:1725mm(1730mm)
ジムニーシエラは、基本的にジムニーのボディをベースとしています。オーバーフェンダー装着での幅の拡大が大きくなっています。その証拠にホイールベースは2250mmと同じサイズになっています。
ただ、オーバーフェンダーによってトレッド幅に差がでています。
- トレッド幅 前:1265mm(1395mm)
- トレッド幅 後:1275mm(1405mm)
ジムニーシエラの方が130mmもトレッド幅が広くなっているので、カーブ走行時の安定感が増すなどのメリットがあります。全高が1725mmとスーパーハイトワゴン並みの高さなので、カーブでの安定性は重要です。
ただし、直進安定性はトレッド幅が狭い方が有利なので、ジムニーの方が優れていることになります。一長一短ですね。
また、オフロード走行で大事な最低地上高については、ジムニーが205mmでジムニーシエラが210mmとジムニーシエラの方が若干高くなっていますが、200mmを超える地上高があれば何の問題もないと思います。
ジムニーもジムニーシエラも室内スペースは一緒
ボディサイズではジムニーシエラが大きくなっていますが、室内スペースはどうでしょうか?
室内スペース( )内はジムニーシエラ
- 室内長:1795mm(1795mm)
- 室内幅:1300mm(1300mm)
- 室内高:1200mm(1200mm)
ジムニーもジムニーシエラも室内スペースは一緒です。ジムニーシエラは、ボディサイズは乗用車ですが、ベースが軽自動車のジムニーなので室内スペースも軽自動車のスペースになります。
オーバーフェンダーでボディサイズが変わっているだけなので、室内スペースが同じなのは当然ですね。
室内スペースは、軽自動車のサイズと言っても、最新の軽自動車と比較するとかなり狭いです。
↑ジムニー
フロントは頭上空間も十分で、シートサイズに余裕があって、つくりや座り心地も新型になって大幅に向上しているようです。
が、リアシートはあくまでも補助的な役割と考えた方が良いでしょう。座ると膝が大きく持ちがって、窮屈な姿勢になってしまうようで、シートサイズも小さくなっています。
3ドアですし、4名乗車には向いていないので、ファミリーカーとしてはおすすめできません。
⇒室内の広い軽自動車を買う!室内空間の比較・ランキング
⇒荷室スペース(トランク)が広い軽自動車のランキング
エンジンはジムニーシエラがおすすめ
ジムニーは658cc直列3気筒のターボエンジンを搭載、ジムニーシエラは1.5L直列4気筒エンジンが搭載されています。
- ジムニー
- 最高出力:64ps/6000rpm
- 最大トルク:9.8kgm/3500rpm
- ジムニーシエラ
- 最高出力:102ps/6000rpm
- 最大トルク:13.3kgm/4000rpm
さすがにエンジンスペックでは排気量の大きいジムニーシエラが、最高出力でジムニーの1.6倍、最大トルクが1.4倍にもなるので、ジムニーと比較すると加速力は期待できます。
エンジン性能の口コミを一部紹介します。
まずはジムニーです。
- トルクフルで吹け上がりが良い。マニュアルだと楽しめる。
- 1トンを超えて660ccではあるがすごく軽快。昔と違いまったくストレスを感じない。
- 低速トルクが厚く実用的で振動の少ない縦置きエンジン。
- ターボ感はないが、必要にして十分なパワー。高速でも特に不満なし。
- リニアな特性でターボ感が薄い。
ジムニーのエンジンでも大きな不満の口コミはあまり見当たりません。特性としてターボエンジンですが、自然吸気的な乗り味との口コミが見られます。
ジムニーが他の軽自動車と違うターボエンジンを搭載しているわけではないのですが、先代ジムニーヴぁ搭載していたターボエンジンからの進化が大ききので、そう感じる人が多いのではないでしょうか。
続いてジムニーシエラです。
- 軽ジムニーの意外な爽快な走りにビックリしたが、シエラは更に余裕を感じる。自然吸気で1500ccだから当たり前と言えばそれまでだが。
- シエラは燃費に思いっきり振られているわけではないので、アクセルを軽く踏んだだけでスムーズに加速してくれる。
- ちょっと力不足を感じる場面が多い。街乗りで20-30km/hから加速する場面でも、かなり頑張っている感じ。クロスビーに搭載されている1.0Lターボとマイルドハイブリッドを搭載して欲しかった。
- 静粛性も高く低速トルクもある実用性の高いエンジンだが、個人的には燃費と力強さを兼ね備えたディーゼルエンジンが欲しい。
確実にジムニーよりも余裕のあるパワーだと思うのですが、ジムニーシエラに対する期待が高いのか、少々の不満と、違うエンジン搭載の要望の口コミが見られますね。
⇒軽自動車エンジン性能 試乗・クチコミ評価ランキング
⇒軽自動車エンジン性能、パワー比較
⇒軽自動車にターボは必要?ターボモデルのパワーと燃費、価格を比較
燃費ではジムニーが有利?
あまり燃費を気にするクルマではないかもしれませんが、ジムニーとジムニーシエラの燃費比較です。
- ジムニー(5MT)16.2km/L(4AT)13.2km/L
- ジムニーシエラ(5MT)15.0km/L(4AT)13.6km/L
一見軽自動車のジムニーの方が燃費が良いように感じるかもしれませんが、4ATではジムニーシエラの方が低燃費です。
あまり変わらない車両重量に、660ccのターボエンジンと1500ccの自然吸気エンジンなので、ジムニーシエラの方が余裕があって低燃費になっているのでしょう。ターボは燃費悪くなりますしね。
また、2018年から燃費基準がこれまでの「JC08モード」から「WLTCモード」に変更されています。これまでのJC08モードは実燃費との差が大きかったのですが、WLTCモードではより実燃費に近づく燃費数値になっています。
ジムニーの公表燃費は新しいWLTCモードになっているので、他の軽自動車の燃費と比較すると随分悪いなと感じるでしょうが、単純比較はできません。
軽自動車への乗り換えを考えている方へ!1円でも高く今のクルマを売る方法
ディーラーでの下取だと新車の値引き価格と下取車の価格が一緒にされて、本来の価格より安い下取価格になってしまうこともあります。一括買取査定なら最大36万円も買い取り価格がお得になった事例も!
【かんたん1分入力であなたのクルマの価格がわかる】
軽自動車の新車見積りをかんたんにもらう方法
ディーラーに行かなくても新車の総支払額を知ることができ、ここで値引き交渉もできる便利なサービスです。
【かんたん1分入力で軽自動車の新車の無料見積り】
【条件に合う軽自動車の中古車をかんたんに探す方法】
ジムニーとジムニーシエラの価格差は?
ジムニーとジムニーシエラの価格は以下の通りです。
- ジムニー価格
- XG(5MT)1,458,000円/(4AT)1,555,200円
- XL(5MT)1,582,200円/(4AT)1,679,400円
- XC(5MT)1,744,200円/(4AT)1,841,400円
- ジムニーシエラ価格
- JL(5MT)1,760,400円/(4AT)1,857,600円
- JC(5MT)1,922,400円/(4AT)2,019,600円
ジムニーとジムニーシエラの価格帯は結構近くなっています。
ジムニーなど軽自動車で200万円にせまる価格は高く感じるかもしれませんが、今や珍しいラダーフレームを備えたシャシーに、耐久性にすぎれたサスペンション、副変速機を備えた4WDなどが搭載されています。
これだけの機能が装備されたクロカン4WD車がこの価格と考えると、かなりお買い得な価格設定になっています。
ジムニーシエラはジムニーの価格より17万8,200円も高くなります。この価格差で、エンジンは1500ccとなって、オーバーフェンダーなども装備されます。
エンジン排気量の違いによる動力性能の差は大きく、オーバーフェンダーによる安定性も高いジムニーシエラは、オフロード走行だけでなく一般道や高速道路などの走行を考えれば価格差があってもおすすめです。
純粋にオフロード走行を楽しむことを主目的とするならば、ジムニーには税金が安いというメリットもあっておすすめです。
セカンドカー的な役割も維持費の安いジムニーにメリットがあります。
ジムニーとジムニーシエラの乗り心地比較
エンジンに違いはありますが、ほぼ同じジムニーとジムニーシエラの乗り心地に違いはあるのでしょうか?口コミで比較してみます。
まずはジムニーの口コミです。
- 軽自動車の本格クロカンとは思えないソフトな乗り心地で、段差などで揺れるがそこも含めて楽しい。
- 乗り心地がすごく良い!足回りの硬さと収束性がちょうど良く、街乗りでもストレスなく乗用車みたい。
- ドタバタ感が減少していた。
- 思ったより硬くなく、かといって柔らかくなく絶妙な具合。
- 予想に反してしなやかで硬くない。
- 昔のジムニーはトラックのような乗り心地などと言われていたが、全然そんなことはない。
ジムニーの乗り心地の口コミ評価は非常に高くなっているようです。
ただし、あくまでも「予想してたより」といった、「ジムニー=乗り心地が悪い」といったイメージが前提となっているようです。
それではジムニーシエラはどうでしょうか?
- ジムニーでも感じたが、サスとダンパー設定が絶妙。リジットサスのオフロード車とは思えない。ただ、高速やオンロードで独立サスのSUVや乗用車と比べたらだめ。
- 完全なクロカン者で乗り心地は期待できないものと思っていたが、意外に乗り心地が良く驚いた。ちょっとした段差をガタゴト拾うところはあるが、ほとんど気にならない。
- 軽ジムニーのプラットフォームを使用しているとは思えない重厚で硬派な乗り心地。
- 国産小型車の車高が上がったような感じ。乗り心地が良いとは思わない。
ジムニーと同じく、クロカンなので乗り心地が悪い前提での評価が多くなっています。
ただし、ジムニーシエラは乗用車としてのハードルもあるので、ジムニーよりも評価は厳しめになっているイメージです。
新型ジムニーの乗り心地は間違いなく良くなっています。
が、あくまでもクロカン車としてです。乗り心地でいえば、N-BOXやデイズルークス、スペーシアなど、一般的な乗り方をする人にはもっと乗り心地の良い軽自動車があります。
ジムニー・ジムニーシエラは結局
ジムニーとジムニーシエラは結局ほぼ一緒で、エンジンに大きな差があるといった感じです。
この2台は、悪路を走らせれば、国内SUVでは最強と言われています。昔から多くのファンも抱えています。
そんな2台が、モデルチェンジした新型では舗装路での走行性能、ハンドリング、乗り心地が快適になって、カラフルなボディカラーが採用されるなど、多くの人が魅力を感じるクルマになりました。スタイリングも魅力的です。
ただ、ジムニーは本体生粋のオフロードSUVです。N-BOXやハスラーなどの軽自動車と違って、普段使いの使い勝手は決して良くありません。
なので、あくまでもクロカン走行を楽しむことを目的としての購入をおすすめします。
軽自動車への乗り換えを考えている方へ!1円でも高く今のクルマを売る方法
ディーラーでの下取だと新車の値引き価格と下取車の価格が一緒にされて、本来の価格より安い下取価格になってしまうこともあります。一括買取査定なら最大36万円も買い取り価格がお得になった事例も!
【かんたん1分入力であなたのクルマの価格がわかる】
軽自動車の新車見積りをかんたんにもらう方法
ディーラーに行かなくても新車の総支払額を知ることができ、ここで値引き交渉もできる便利なサービスです。
【かんたん1分入力で軽自動車の新車の無料見積り】
【条件に合う軽自動車の中古車をかんたんに探す方法】