軽自動車の性能比較ランキング

軽自動車の加速性能をトルクウェイトレシオランキングで確認

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軽自動車の不満でよくあるのが、パワー不足による加速の悪さです。

人気のスーパーハイトワゴンは「高い全高」に「両側スライドドア」が採用されているので、重量が重くなります。

さらに、ファミリーでの使用となると、乗車人数も多くなるのでさらに重い状態で走る事になって、ますますパワー不足を感じやすくなります。

そこで、軽自動車の加速性能を比較してみます。

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軽自動車の加速で大事なのはトルクウェイトレシオ

エンジンパワーを見る指標として「最高出力」と「最大トルク」があります。

最高出力とは大きいほどスピードがでやすくなる数値で、最大トルクとは加速性能に関係する数値になっています。

よって、信号の多い街中での加速などには最大トルクがとても大事になります。

軽自動車は高速道路でスピードを出して走る車ではないので、軽自動車の加速は最大トルクを見るといいでしょう。

また、加速は最大トルクだけでなく重量も重要になります。当然軽い方が加速は良くなります。

軽自動車の加速比較は、重量と最大トルクで算出した数値で比較します。

一般的には重量を最高出力で割った「パワーウェイトレシオ」という数値が使われますが、軽自動車の最高出力はターボエンジンですべて64psとなるので、重量を最大トルクで割った「トルクウェイトレシオ」という数値で比較します。

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スーパーハイトワゴンのトルクウェイトレシオによる加速比較

加速性能で一番パワー不足を感じるのは、スーパーハイトワゴンです。
車高1700mm以上に加えて、両側スライドドアを採用しているので、車重が重くなっていることが一番の原因です。

まずは、自然吸気(NA)エンジンの加速性能のランキングです。

車種 重量 最大トルク トルクウェイトレシオ
N-BOX 890kg 6.6kgf・m 134.8
スペーシア 850kg 6.1kgf・m 139.3
タント 880kg 6.1kgf・m 144.3
ルークス 940kg 6.1kgf・m 154.1
eKスペース 940kg 6.1kgf・m 154.1
ウェイク 990kg 6.1kgf・m 162.3

トルクウェイトレシオは、トルク当たりの重量を意味するので、数字が小さいほど加速性能が高いとみることができます。

スーパーハイトワゴンで最も加速性能が良いのはN-BOXです。
車重はスペーシアよりも重くなっていますが、N-BOXの方が最大トルクが大きくなっています。

加速性能ランキング2位はスペーシアです。
スペーシアは軽量ボディが魅力です。また、スペーシアはマイルドハイブリッドエンジンなので、モーターでエンジンの補助をしてくれます。よって加速性能に少しでも貢献できているているとの評価です。

タントはスペーシアと同等の最大トルクですが、スペーシアほどの軽量ボディではありません。

2020年にモデルチェンジされた、スーパーハイトワゴンの中で最も新しい「ルークス」と「eKスペース」は車重が重いです!軽量化は駅自動車の大きな課題だと思います。

ウェイクはスーパーハイトワゴンの中でも全高が高く、車重が重いのがネックとなり加速性能は悪くなっています。ウェイクの購入は間違いなくターボエンジンがおすすめです。

次に、ターボエンジンの加速性能のランキングです。

車種 重量 最大トルク ウェイトレシオ
N-BOX 910kg 10.6kgf・m 85.8
タント 910kg 10.2kgf・m 89.2
スペーシア 900kg 10.0kgf・m 90.0
eKスペース 960kg 10.2kgf・m 94.1
ルークス 1010kg 10.2kgf・m 99.0
ウェイク 1020kg 9.4kgf・m 108.5

ターボエンジンの加速性能もランキング1位はN-BOXです。
軽量なボディにパワフルなエンジンの組み合わせがN-BOXの魅力です。

2位はスペーシアではなくタントとなりました。車重はスペーシアの方が軽いのですが、最大トルクはタントの方が大きくなっています。ただ、トルクウェイトレシオに差はほとんどないです。
マイルドハイブリッドでモーターでエンジン補助があるスペーシアと大差ないと思います。

ルークスとeKスペースは兄弟ですが、ルークスのターボエンジンはハイウェイスターにしか搭載されないため車重が重く、トルクウェイトレシオがeKスペースより悪くなっています。

ウェイクは車重が重く最大トルクが小さいという加速性能的に不利な重なっています。ウェイクは全高1835mmと高いので、重量もコンパクトカーを超える程の重さになっています。

スーパーハイトワゴンで加速性能が良いのは、自然吸気(NA)エンジンでもターボエンジンもN-BOXです。

N-BOXなら自然吸気エンジンでもパワー不足!といった大きな不満のクチコミ評価はないようです。

平地の街乗り使用だけなら自然吸気(NA)エンジンでも問題ないかもしれませんが、高速道路を走る事が多いようなら、ターボエンジンを選ぶことをおすすめします。



ハイトワゴンのトルクウェイトレシオによる加速比較

全高が1600mmから1700mmまでのハイトワゴンは、スーパーハイトワゴンほどの室内スペースではありませんが、「スペース」「走行性能」「燃費」のバランスが最も良い軽自動車です。

まずは、ハイトワゴンの自然吸気(NA)エンジンのパワーウェイトレシオを比較します。

車種 重量 最大トルク ウェイトレシオ
N-WGN 850kg 6.6kgf・m 128.8
ワゴンR 770kg 5.9kgf・m 130.5
ムーヴ 820kg 6.1kgf・m 134.4
デイズ 830kg 6.1kgf・m 136.1
eKワゴン 830kg 6.1kgf・m 136.1
キャスト 840kg 6.1kgf・m 137.7
ムーヴキャンバス 910kg 6.1kgf・m 149.2

ハイトワゴン自然吸気エンジンでの1位は2019年8月にモデルチェンジされたN-WGNです。
N-BOXと同じくトルクが最も大きいので、車重の重さをカバーしています。

2位はハイトワゴンの代表格であるワゴンRです。ワゴンRの強みは軽い車重です。エンジンパワーがないので2位となりました。
ただ、ワゴンRはマイルドハイブリッドなのでモーターによるアシストがあり加速性能は高いと思います。

N-WGNと同じく2019年にモデルチェンジされた新しいモデルのデイズとeKワゴンもワゴンRと比較すると車重が重いです。同じような最大トルクなので、より軽量なボディの方が加速性能は高くなります。

一番問題はムーヴキャンバスです。
ムーヴキャンバスはハイトワゴンでは唯一スライドドアを採用しているので車重が重くなっています。ムーヴキャンバスの車重はタントの自然吸気よりも重いです。

次いでターボエンジンの加速性能の評価です。

車種 重量 最大トルク ウェイトレシオ
ワゴンR 800kg 10.0kgf・m 80.0
N-WGN 860kg 10.6kgf・m 81.1
デイズ 860kg 10.2kgf・m 84.3
eKワゴン 860kg 10.2kgf・m 84.3
ムーヴ 830kg 9.4kgf・m 83.5
キャスト 840kg 9.4kgf・m 89.3

ターボエンジンのトルクウェイトレシオランキング1位はワゴンRです。
軽量ボディが大きな要因です。これにモーターのアシストもあるので、加速性能に不満はないと思います。

2位はエンジンパワーのあるN-WGNです。N-WGNはエンジン性能の評価も高くなっています。
静粛性も高く非常にパワフルとの評価が多いです。

下位はムーヴとキャストになります。ダイハツエンジンはエンジンスペックが低く、車重も軽いわけではありません。ただ、ターボエンジンならパワー不足との評価もほぼありません。

自然吸気(NA)エンジンで最下位だったムーヴキャンバスには、ターボエンジンの設定がありません。車重が重いにも関わらず、ターボエンジンの設定がないので、ムーヴキャンバスには加速性能に期待しない方が良いと思います。

ムーヴキャンバスは、街中をゆったりと走るのが似合うスタイリングデザインの雰囲気なので、ターボエンジンなしでも問題ないかもしれませんが。



SUVタイプ軽自動車のトルクウェイトレシオによる加速比較

ハイトワゴンと同じような全高になるSUVタイプの軽自動車も、車重が重要になってくると思います。

まずは自然吸気エンジンの比較です。

車種 重量 最大トルク ウェイトレシオ
タフト 830kg 6.1kgf・m 136.1
ハスラー 810kg 5.9kgf・m 137.3

SUVといっても自然吸気エンジンでは、ハスラーとタフトのみです。

トルクのタフト、軽量のハスラーといったイメージです。
ほとんど変わりません。が、ハスラーはワゴンRと同じくマイルドハイブリッドなので、モーターによるエンジンのアシストがある分、加速性能は有利かもしれません。

次にターボエンジンのランキングです。

車種 重量 最大トルク ウェイトレシオ
ハスラー 820kg 10.0kgf・m 82.0
タフト 840kg 10.2kgf・m 82.4
ジムニー 1040kg 9.8kgf・m 106.1

自然吸気と同じく、ハスラーとタフトはほぼ同じ数値です。ただ、ターボもハスラーはモーターのアシストがある分有利でしょう。

ジムニーはターボエンジンの4WDのみとなります。他はすべて2WDの数値なので不利です。
ただ、自然吸気のハイトワゴンやウェイクターボよりトルクウェイトレシオは上です。

SUVタイプはハイトワゴンがベースとなっていますが、ベース車よりも車重が重くなっている分加速性能的には多少不利です。

スポーツタイプ軽自動車の加速性能ランキング

スポーツタイプの軽自動車では加速性能が特に気になりますよね。

車種 重量 最大トルク 加速指標
アルト ワークス 670kg 10.2kgm 65.7
S660 830kg 10.6kgm 78.3
コペン 850kg 9.4kgm 90.4

スポーツ軽自動車の加速性能ランキング1位はアルトワークスです。
圧倒的な軽量ボディが大きな要因ですね。

2位はS660です。アルトと比較するとかなりの差があります。S660はタルガトップを採用しているので、どうしても重たくなってしまいます。エンジンはホンダのパワフルなターボなのですが・・・。

3位はコペンです。電動オープンカーで重いボディな上に、ダイハツのエンジンなので、仕方ないかもしれません。

アルトワークスはスポーツ性能を極めたモデルです。正直スポーツカーらしいカッコ良さはありませんが…。刺激的なスポーツ走行を楽しむならおすすめです。

S660はミッドシップレイアウトによってもたらされる、ハンドリングの良さを楽しむ、究極のハンドリングマシンです。

コペンは、オープンカーで爽快なドライビングを楽しむためのスポーツカーです。

加速性能で選ぶならアルトワークスです。

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セダンタイプ軽自動車の加速性能ランキング

最もベーシックなセダンタイプ軽自動車の加速性能ランキングです。
元々、加速を求めるようなクルマではありませんが、加速性能は街中での扱いやすさにもつながります。

セダンタイプは自然吸気エンジンのみのラインアップになります。

車種 重量 最大トルク 加速指標
アルト 650kg 6.4kgm 101.6
ラパン 680kg 6.4kgm 106.3
ミライース 650kg 5.8kgm 112.1
トコット 720kg 6.1kgm 118.0

加速性能ランキング1位はアルトです。
軽量なボディにワゴンRよりもパワフルなエンジンが搭載されているので当然でしょう。ウェイクターボのパワーウェイトレシオよりも優れています。

ミライースは軽量ではありますが、ムーヴなどに搭載されているエンジンよりもパワーダウンしてあるので、アルトに加速性能では負ける結果となっています。
燃費を重視したセッティングになっているのでしょうが、燃費でもアルトの方が良いくなっています。

トコットは、ミライースをベースに女性をターゲットとして2018年に発売されました。
トルクはミライースよりも大きいですが、装備が充実しているのでミライースよりも車重が重くなっているので、セダンタイプ中では、最もトルクウェイトレシオが低くくなっています。

セダンタイプは車重が軽いため思ったほど加速性能は悪くないようです。

軽自動車の加速性能比較・ランキングまとめ

軽自動車ターボの加速性能ランキングです。

1位:アルトワークス
2位:S660
3位:ワゴンR
4位:N-WGN
5位:ハスラー

スズキが強いです。スズキは軽量ボディが大きな武器ですね。さらにワゴンRやハスラーには、モーター搭載のマイルドハイブリッドが加速性能にもプラスになります。

ホンダはエンジン性の王の高さです。
軽自動車メーカーで、最もパワフルなエンジンが搭載されています。

ファミリーカーとして使えて、加速性能を求めるのなら室内スペースも広いワゴンRかN-WGNがおすすめになります。

自然吸気エンジンの加速性能ランキングです。

1位:アルト
2位:アルトラパン
3位:ミライース
4位:ミラトコット
5位:N-WGN

自然吸気エンジンの軽自動車はセダンタイプが良いでしょう。もともとパワーがないので、軽いボディでないと加速性能は悪くなるのは仕方ないのかもしれません。

ただし、これは数値上でのランキングなので、実際の加速感は試乗などで実感してみるのが良いと思います。

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