SUVスペック比較ランキング

SUVは乗り心地が悪い?乗り心地ランキング【2023年】

更新日:

乗り心地の良いSUVをランキングで紹介します

SUVはトラックのように揺れるし乗り心地が悪い?なんてイメージを持っている人もいるかもしれません。昔のクロカン4WDと違い現在のSUVは乗用車ベースになっているので、乗り心地の良いクルマがほとんどです!

レジャー使用などで長距離乗ったりすることも多くなるSUVなので、乗り心地が悪いSUVは嫌ですよね。

乗り心地の良さは数値などの明確な基準が無いので判断は難しいです。

乗り心地が「硬い方が好き」とか「柔らかい方が好き」など好みの問題もありますが、試乗レポートやユーザーのクチコミなどを参考にランキングしています。



コンパクトクラスSUV乗り心地ランキング

街中でも使い勝手の良いコンパクトサイズのSUVの乗り心地を比較したランキングです。
全長4400mm以下を目安にコンパクトSUVを選らんいます。

1位:スバル XV

乗り心地が良いコンパクトSUVランキング1位はスバルのXVです。

SUVとしては1550mmと低い全高のXVですが、最低地上高は本格派クロスオーバーモデル同等の200mmが確保されています。

見た目に似合わず本格派のSUVですが、新世代のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)が採用されたことで質の高い乗り心地が実現されています。

長距離でも疲れにくく、のんびりクルーズに適した乗り心地のイメージです。

  • どっしりとした安定感のある走りで気持ちいい
  • しっかりとしてしっとりの乗り心地
  • しっかり腰の座った路面に張り付くような乗り味
  • どっしりしっかりでドイツ車みたい
  • 長時間運転しても疲れない

XVの乗り心地評価は「どっしり」「しっかり」といった表現が多く使われています。
ドイツ車のようなしっかりした乗り心地との評価もあります。

  • 前面の視界がかなり良好で運転しやすい
  • 前後の視界の広さ、見切りの良さは他メーカーと比べて別格に良い

また、以上のように視界の良さもXVのメリットです。乗り心地に直接関係ないですが、運転のしやすさは快適なクルージングに大きく影響します。

乗り心地で一番気になるのは「硬い」か「柔らかい」かです。

  • 乗り心地はやわらかいが、腰があるといった感じで良い
  • スバル車の中では柔らかくてかなりいい乗り心地

XVの乗り心地は、上のように柔らかく、段差でのショックの吸収も良いとユーザー評価もありますが、18インチ装着モデルを中心に硬くて乗り心地が悪いといった評価もあります。

両方の評価があるので、どちらかに大きく偏った乗り心地ではないでしょう。

2位:ホンダ ヴェゼル

コンパクトSUV乗り心地ランキング2位はホンダの新型ヴェゼルです。

ヴェゼルは2013年に発売されて、フィットベースで使い勝手の良いSUVとして人気モデルとなりました。トヨタのCH-Rが発売されるまではコンパクトSUVでNO1の販売台数を誇っていました。

初代発売から8年が経過した2021年にモデルチェンジされ新型ヴェゼルとして発売されています。

先代ヴェゼルで評価の低かった乗り心地は大きく改善され高い評価となっています。

  • 以前のヴェゼルよりゴツゴツ感がなく良くなった
  • モデルチェンジで一番深化したのは乗り心地
  • ボディ剛性があってしなやかな乗り心地
  • ゴツゴツ感が半減していて上質かつスポーティ

先代ヴェゼルで一番の欠点だった乗り心地の悪さが、新型ヴェゼルで改善されたとの評価が多いです!

もともとスポーティな乗り心地で、硬く突き上げ感があったのが、コーナーではしっかり踏ん張りが効いている上に、ゴツゴツ感が半減させるという、スピーティと快適性の両立ができている点が評価されています。

  • シートのホールド感、座り心地がちょうどよい
  • シートに一定の硬さがあり疲れにくい

新型ヴェゼルはシートも高い評価となっています。
硬すぎず、柔らかすぎずで、体のサポートもしっかりしているので、ロングドライブでも疲れにくいシートと好評です。

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3位:マツダ CX-30

コンパクトSUV乗り心地ランキング3位は、2019年に発売されたマツダのCX-30です。

絶妙なボディサイズと、とにかくカッコ良いデザインで人気となっています。
このCX-30は見た目だけでなく、走りや乗り心地も非常に高い評価になっています。

  • 路面の凹凸を上手に抑えていて乗り心地は非常に良い
  • 比較的路面の状態が良い道路では水上を進む船に乗った感じ

CX-30の乗り心地評価の高さはシートの良さと静粛性です。

  • シートが良く2000km走っても腰痛なし
  • 一度に300~400kmドライブしても腰の痛みや疲れはない
  • シートは特筆に値する。腰をしっかりと支えてくれる
  • 電動ランバーサポートも標準装備

シートの良さは腰の悪い方には特に重要ですね。長距離走っても腰の痛みがないといったユーザーの評価が多くなっています。

  • 1~2クラス上の静粛性
  • 静かで会話が弾む
  • 車内はビックリするくらい静か

マツダのディーゼルエンジンは静かだと評価が高くなっていますが、ガソリンエンジンではさらに静粛性は高くなっています。

少し硬めの乗り心地との評価が多くあります。

  • 程よい硬さのサスや先進機能でなめらかな走り
  • 少し突き上げあるけれど走りやすい
  • 大きな凹凸は抑えきれなく突き上げ感がでる

硬めの乗り心地は賛否分かれています。これは好みの問題かと思います。

硬めの乗り心地に出来の良いシートなので、長距離疲れにくいというのがメリットですが、ちょっとゴツゴツ感があるのが賛否が分かれるポイントです。

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4位:トヨタ C-HR

2017年と発売から4年が経過しましたが、C-HRが乗り心地ランキング4位となります。

独特なデザインは好き嫌いが分かれるところですが、コンパクトSUVでもプリウスのプラットフォームが採用されていて走行性能や乗り心地の評価が非常に高くなっています。

C-HRの評価の高さはボディのしっかり感にあります。

  • 骨格が凄くしっかりしている感じ
  • しっかりした感じでSUVとしてはいい
  • 欧州車のようなしっかり感+安定感がある

プリウスと同じトヨタの新世代プラットフォーム「TNGA」の恩恵でしょうか、ボディのしっかり感といったユーザー評価が目立ちます。

ボディのしっかり感は乗り心地に良い印象を与えます。

乗り心地は硬めより少し柔らかめのイメージです。

  • フワフワした感じがなく、カッチリし過ぎていない「ちょうどいい」感じ
  • 柔らかいサスで段差もうまくいなしてくれる
  • 足回りが上手く路面からの入力をいなしてくれる

ソフトな乗り心地のイメージではありますが、「硬めのサスペンション」といった評価もあります。全体的には「段差をうまくいなしてくれる」といった評価です。

ただし、ロードノイズがきになるというユーザーからの不満が見られます。
特にハイブリッドだと、室内静かなのでロードノイズや風切り音が気になるのは仕方ないですね。

5位:スズキ エスクード

SUV乗り心地ランキング5位はスズキのエスクードです。

月に200~300台の販売台数で、決して人気SUVではないエスクードのランクインは意外ではないですか?

全長が4175mmとコンパクトSUVの中でもかなり短いため、ホイールベースも当然短くなっています。この短いホイールベースが影響してエスクードの乗り心地は少し硬めです。

  • 硬めだが不快な突き上げは感じない
  • 速度が上がるほどフラットライドになる
  • 剛性感を感じる
  • あくまで実用車レベルだがかっちりとしています
  • シートのホールドが良く快適

エスクードはスズキのSUVですが、ハンガリーで生産されたヨーロッパ車です。

その影響もあるかどうかわかりませんが、乗り心地は硬めでも剛性感がありかっちりしているとのユーザー評価です。

ただ、静粛性は高くないとのデメリットもあります。

  • エンジン音やらロードノイズやらある程度聞こえる
  • 高速道路ではトンネルで風切り音が耳につく

エスクードは、コンパクトSUVの中でもコンパクトなボディサイズでありながら、オフロード性能も高く走行性能も高い実力派のSUVです。

6位:日産 キックス

日産から2020年に発売されたコンパクトSUVのキックスが乗り心地ランキング6位となります。

キックスはe-POWER専用車として発売されていて、エンジンばかりに注目が集まっている印象ですが、乗り心地の評価はどうでしょうか?

  • 足回りはやはり硬さ(ガッチリ感)を感じる
  • 足回りがしっかりしている
  • これぐらいの硬さの方が運転してる感があって良い
  • 路面の凹凸を拾ってコツコツ入ってくる

キックスの乗り心地は硬いという評価が多いです。
硬めの乗り心地は好みが分かれて、「しっかり感」「カッチリ感」があって良いというユーザーもいれば、コツコツしていて気になるという人もいます。

  • ボディの塊感があって好印象
  • がっちりとした走りだが、意外とキビキビ動く

キックスはボディ剛性が高いというメリットもあるようです。

また、遮音性・静粛性も高くなっています。
e-POWERなのでエンジンで発電している時は少しうるさいですが、発電時以外は電気自動車の静粛性が実現されているのも大きなメリットです



7位:三菱 エクリプス クロス

ここからは乗り心地ランキングは下位に向かっていきます。
7位は三菱のエクリプスクロスです。

エクリプスクロスはスタイリッシュなクーペフォルムのSUVでありながら、三菱が誇る四輪制御技術による優れた走行性のを持っている実力派です。

エクリプスクロスの乗り心地評価はどうでしょうか?

  • やや硬め。ただしガチガチなわけではない
  • ちょっと硬めだが通常の路面では全く問題なし
  • 路面の状況を良く感じ取れる
  • しっかりしているけど意外としなやか

エクリプスクロスの乗り心地は少し硬めです。
それほどネガティブな意見はないですが、人によってはゴツゴツしているを感じるかもしれません。

  • リアの突き上げがきになる。後席の家族には不評。
  • リアタイヤが段差に乗り上げるとドスンとなり上質な感じはない

リアサスへの不満評価が見られます。
後席の乗り心地は確認した方が良さそうですね。

8位:マツダ CX-3

マツダSUVの末っ子のCX-3が乗り心地ランキング7位となっています。

CX-30とランキングには差がついてますが、2015年発売というモデルの古さと、マツダ2(デミオ)がベースなのでホイールベースが短いことが乗り心地に影響しているのでしょう。

  • 少し硬めですが車体ががっちりしてる
  • 硬めのサス好きなのでちょうど良い
  • ホイールベースが短いのでガタガタ道を走行すると揺さぶられる
  • 路面の凹凸をよく拾って跳ねる

CX-3の乗り心地は硬く、賛否が分かれています。
硬くてもあまり賛否分かれない場合もあるのですが、不満の声も多く出ています。特に後部座席です

ただし、シートに関しては評価が高いですし、2015年に発売された前期型よりも乗り心地はかなり改善されているようです。

9位:スズキ クロスビー

乗り心地ランキング8位はスズキのコンパクトSUVクロスビーです。

パッと見はハスラーの小型車バージョンです。キュートなルックスで人気となっています。

ただ、クロスビーはキュートなルックスだけではありません。実用性に富んだパッケージング、さらには高い地上高で悪路走破性もあり人気になるのは納得です。

ただし乗り心地評価は高いとは言えません。

  • 硬すぎず、柔らか過ぎす、ちょうど良い
  • 全体的にSUVらしくソフトな感じ
  • リヤからピッチングはやや大きく車酔いに注意
  • ロードノイズや風切り音はそれなりにする

クロスビーの乗り心地は少し柔らかいという評価が多いです。
ソフトな乗り心地は好き嫌いが分かれますが、車酔いする人は注意が必要になります。

  • シートが柔らかくて腰が痛くなる
  • シートが柔らかく沈み込みがあって体を面で支えてくれない

クロスビーはソフトな乗り心地に加えてシートも柔らかくなっています。
柔らかいシートよりも硬いシートの方が腰痛持ちの方には適しているのが一般的です。

クロスビーの乗り心地は、このシートの柔らかさが一番のデメリットでしょう。

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10位:トヨタ ライズ

2019年に発売されたトヨタのライズが乗り心地ランキング10位です。

全長4m以内とコンパクトなボディでお手頃な価格も魅力のライズは、2019年に発売されると瞬く間に人気となり、2020年販売台数もSUVでNO1の人気モデルです。

ただ、乗り心地の評価は低いです。

  • 段差での突き上げはあるが不快感はなく許容範囲
  • 深い段差を乗り越えるときは、それなりの突き上げがある
  • 荒れたアスファルトだと振動を拾う
  • ポンポン跳ねるような感じで後席では酔う可能性がある
  • リアシートは板バネ状態で酔った

ライズの乗り心地は硬めで、跳ねる感覚があるとの評価です。

酔いやすいというのは大きなデメリットかもしれません。もちろん人によります。

ただ、ボディは「かっちり」していて、街中走行で室内でミシミシとかピシッなどの異音は出ないとの評価もあります。
コンパクトでお手頃なSUVですが、カッチリ感はあって安っぽさはそれほどないのは良い点です。

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ミドルクラスSUV乗り心地ランキング

SUVの定番サイズとなるのがミドルクラスSUVです。全長4600mm程度のサイズのSUVが多くなっています。
コンパクトSUUVの人気に押され気味ですが、魅力的なモデルが非常に多くなっています。

1位:マツダ CX-8

ミドルクラスSUVの乗り心地が良いランキング1位はCX-8です。

3列シートが採用されているSUVなので全長は4900mmとボディは大きいです。が、3列シートSUVとは思えない程スタイリッシュなデザインで人気モデルとなっています。

先に発売されて人気となっていたCX-5の3列シートバージョンと思われがちですが、CX-8は海外向けだったフルサイズSUV「CX-9」の日本バージョンなのでCX-5よりも一クラス上のSUVです。

ホイールベースは2930mmと長く乗り心地にも恩恵があるのでしょう。高い乗り心地評価を獲得しています。

  • どっしり感と機敏さが融合され高級感がある
  • どっしりしながら滑るように進む
  • 下からの突き上げを感じることなんてほとんどない
  • 悪路でも衝撃をいなしてるのが凄い
  • フワフワとする訳ではなく、でも硬いわけではなくちょうど良い

CX-8の乗り心地は「硬めですが、硬すぎず」といったイメージです。
突き上げが少なく、どっしりしていて高級感があるといった評価が多いです。

  • 高級車並みの遮音性がある
  • 遮音性が高く子供はすぐ寝てしまう
  • CX-8の車内静粛性はCX-5よりも上

他にCX-8のメリットとして静粛性の高さがあります。静粛性の高さも高級感につながっています。

  • シートが素晴らしい。長距離乗っても疲れない
  • ショックは適度に硬く、長距離走って疲れにくいシート
  • 後席もシートの座り心地が良い

CX-8はシートの良さでも高い評価です。
前席だけでなく、後席のシートまでも評価が高く2列目でもゆったりと過ごせると高評価です。

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2位:スバル フォレスター

ランキング2位はスバルフォレスターです。

SUV人気となり、特に都市型SUVが増える中で質実剛健で本格派のフォレスターが乗り心地でも高い評価を得ています。

水平対向エンジンによる低重心と、SUVをメインに考えられている新プラットフォームの「SGP」によるこうかが影響しているのでしょう。

  • 車体の剛性が高く静粛性もよい
  • 静粛性や剛性感は、かなり満足出来るレベル
  • 変な横揺れ、揺さぶられ感がしない
  • 振動がほとんどなく同乗者も気持ちよく寝られる

フォレスターの乗り心地は、ボディ剛性が高さがメリットです。
静粛性が高く揺さぶられ感もなく振動も少ないので、快適な乗り心地で評価が高くなっています。

腰痛持ちのユーザーの方が、乗り心地が良いので「腰に負担がかからなくなった」といった評価をしている程です。

  • 適度な硬さで個人的には好み
  • 18インチなのに神的な乗り心地の良さ
  • 18インチにしては固いとも思えない
  • 突き上げしていた場所でもスムーズにいなしてくれる

フォレスターは少し硬めよりの乗り心地です。
それでも不快な硬さではなく、18インチといった大径ホイールでも乗り心地の良さは変わりません。

長距離運転でも疲れないのもSUVとして大きなメリットとなります。

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3位:ホンダ CR-V

乗り心地ランキング3位は、販売台数は苦戦しているホンダCR-Vです。

月間販売台数は1000台にも満たないと、販売で苦戦しているCR-Vですが、乗り心地の評価は高くなっています。
CR-Vはグローバルカーで北米では人気となっています。デザイン的な部分が日本人には合わない可能性もありますね。

乗り心地の良さは、ホンダ独自の振幅感応型ダンパーやVGRも影響しているのでしょう。

  • 良い意味でゆったりとした、余裕を感じる乗り心地
  • サスペンションはストロークが大きくゆったりしている
  • 荒れた路面、段差もいなしてくれて快適
  • 硬すぎず、柔らかすぎず、一番いいところ

CR-Vの乗り心地は「ゆったりしたアメ車的」な乗り心地です。
北米を意識したSUVだけあって、乗り心地は少し柔らかめでゴツゴツ感を感じないのがメリットです。

  • モーターによる滑らかな走行は疲れもなく快適の一言
  • エンジン振動が伝わってこない振動性能、静粛性
  • ガソリン車よりもハイブリッドの方が重厚感がある

CR-Vには1.5Lガソリンターボと2モーターハイブリッドの2種類がラインアップされていますが、ハイブリッドの方が静粛性も高く評価は高いです。

  • もう少しバネが硬くていいかも
  • カーブがきついと若干ロールもする

柔らかい乗り心地にはデメリットもあります。

「もう少し硬くても良い」
という評価もあります。ロールが大きくなったりするので、車酔いする人は要注意かもしれません。

4位:マツダ CX-5

ランキング1位のCX-8に続いてCX-5も4位にランクインです。

CX-8よりもホイールベースが短い分、乗り心地では順位は下となっていますが、CX-8と同様に高い評価を得ています。

高い評価を得ているのは特に静粛性です。

  • CX-5で一番いいのは静粛性。ロードノイズも抑えられている
  • 社内ではディーゼルの音がほとんどわからない

ディーゼルエンジンでも車内では静粛性が高いということで、高い評価も納得です。

  • ゆったりした乗り心地と、適度なスポーツ性を両立した良い落としどころ
  • 足回りは固くも柔らかくもない絶妙な味付け
  • よく言えば少しマイルド、悪く言えばぼやけた感じ

CX-5の乗り心地は「硬いか柔らかいか」など含めて意見が割れているイメージです。好みの問題も大きいと思います。

上にCX-8、下にはCX-30とどちらも乗り心地評価の高い2モデルに挟まれているので中途半端な感じになっているのかもしれません。

マイルドでしなやかさを求めるならCX-8、硬めで軽快な野呂心地を求めるならCX-30でしょう。

決して乗り心地が悪いわけではありません!



5位:スバル レガシィアウトバック

モデル末期のレガシィアウトバックが乗り心地ランキング5位です。

現行のレガシィアウトバックは2014年に発売されてモデル末期になっています。すでに新型は発表されていて、日本発売もそう遠くないタイミングで実現されそうです。

レガシィアウトバックは、ステーションワゴンとSUVのクロスオーバーモデルなので、通常のSUVよりもセダンに近く乗り心地には有利でしょう。

  • 車格と外観に見合った良好かつ快適な乗り心地
  • 乗り心地はやや硬めでしっかりしている印象
  • 思ったより硬めだが不快なレベルではない

レガシィアウトバックの乗り心地は若干硬めです。
が、不快感がある硬さではないでしょう。凸凹も適度にいなしてくれる足回りになっています。

  • 静かだがCX-8の方がロードノイズ含めて静か
  • ロードノイズはやや気になるが高級車でないし十分許容範囲
  • 新型のSGPには劣る静粛性

静粛性はそこそこといったイメージです。
新型プラットフォームのSGPが採用されているフォレスターなどと比較すると劣るのは仕方ないかもしれません。

静粛性に限らず、ボディ剛性や揺すられ感やその後の収まりなど、SGP採用のフォレスターには劣っています。

ただ、スバルは年次改良で熟成が進み、モデル末期が最もよくできているとも言われています。古いモデルになりますが、乗り心地も平均以上の評価になっています。

6位:三菱 アウトランダー

プラグインハイブリッドが人気の三菱アウトランダーが乗り心地ランキング6位です。

アウトランダーは2012年に発売され、2013年にはプラグインハイブリッドが追加されました。
アウトランダーといえば「プラグインハイブリッド」というぐらいメジャーな存在で、世界で最も売れているプラグインハイブリッドです。

アウトランダーのメリットはプラグインハイブリッドなら間違いなく静粛性です。

  • 本当に静か
  • EV走行の後に他SUVが「すごく静か」と言えるか興味あり

EV走行中心になってくると、静粛性で勝るSUVはないです。ただし、静かすぎてロードノイズが気になるとの評価もあります。
これも19年のマイナーチェンジで改善されているとのクチコミもあります。

  • ちょっと硬め。でもロールが少ないので良し悪し
  • バッテリーが床下にあるせいか安定している
  • ボディ剛性が高く、シート形状も良く安心感を感じる
  • 重量が1.9tと重く更に重心が低く重厚な乗り心地も素晴らしい

アウトランダーPHEVはバッテリーが搭載されているため重量が重く、さらに低重心になっていることがプラスに評価されています。

乗り心地は硬めです。

PHEV(プラグインハイブリッド)ばかり注目されていますが、通常のガソリンモデルも乗り心地評価は決して悪くありません。

7位:トヨタ RAV4

本格クロスオーバーSUVとなったRAV4が7位となります。

2019年にモデルチェンジされ5代目となったRAV4は、販売台数も月間平均で6000台以上売れる人気モデルとなっています。

TNGA採用のトヨタ最新のGA-Kプラットフォームが採用されるなど、トピック多いモデルですが乗り心地評価が意外と高くありません。

  • トヨタ車の変にふわふわしている感じがなくカチッとしている
  • ちょっと硬めだが、揺れのおさまりが早くて快適性は高い
  • タイヤが19インチだからか路面のショックの入力は多め

トヨタ車は「柔らかめの乗り心地」といったイメージがありますが、RAVは硬めの乗り心地となっています。
硬めの乗り心地ではありますが、振動もほぼなくて、凹凸を越えた時のショックもうまくいなしてくれてるとの評価です。

ただし、19インチタイヤのグレードもあるのですが、乗り心地には注意が必要かもしれません。

  • HVでとても静かな車内でゆったり運転できる
  • 静か、遮音性も十分
  • 荒れた路面や凹凸を越えた時の雑音がよく入ってくる
  • タイヤのノイズは路面の状態によって大きく感じる

ハイブリッドならば当然ですが静粛性は高いです。が、ロードノイズは大きく感じるといった評価が多くなっています。

  • シート形状がもう少しサイドサポートの張り出しが欲しい
  • シートのヘッドレスト角度、腰のサポートがあと少し

RAV4のシートに関しては評価が低めなイメージです。

RAV4はランキング上位ではありませんが、乗り心地が悪いといった評価はあまりないです。まさにトヨタ車っぽいですが、平均的な評価なので上位にランクインしていないと感じます。

8位:トヨタ ハリアー

2020年にモデルチェンジされ新型となったハリアーが7位です。

2020年にモデルチェンジされ4代目となったハリアーは、スタイリッシュなデザインと高級感でまたもや人気の都市型SUVとなっています。

ただ、先代のハリアーもそうでしたが、新型ハリアーも乗り心地の評価は高くありません。

  • 柔らかいがとても心地よい乗り心地
  • 昔のトヨタ車みたくフニャフニャでは無い
  • カッチリとしているが、硬いという感じではない
  • 以前のハリアーより硬め

先代ハリアーの乗り心地は柔らかい乗り心地で賛否が大きく分かれていました。どちらかと言えば評価は低かったです。

新型ハリアーの乗り心地は先代よりも硬めになっています。
が、それでもソフトな乗り心地のイメージの方が強いです。

「程よい」「ハリアーのイメージにあっている」などの評価がある一方、「車酔いが心配」「ヒョコヒョコ揺すられる感じ」「もう少しロールを抑えて欲しい」などのネガティブ意見も多く見られます。

  • シートも柔らかく心地よい
  • レザーシートは硬すぎず柔らか過ぎず快適

シートは高い評価となっています。

静粛性もハイブリッドなら高く、ハリアーはハイブリッドが似合います。ただハイブリッドは車両価格がかなり高くなってきますが・・・。

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9位:エクストレイル

2013年に発売されモデル末期となっているエクストレイルがランキング9位です。

お買い得感が高いタフギアのイメージが強いエクストレイルですが、モデルチェンジも噂されるモデル末期だけあって、乗り心地評価も低めになっています。

  • 硬い。あくまでSUVなんだと認識させられる
  • 他のSUVに比べ突き上げ感が多く感じる
  • ロードノイズがもう少し低減されればいいかな
  • 高速道路は硬めの足が幸いして安定感がある

エクストレイルの乗り心地は硬いです。
硬くても不快でない乗り心地は当然あるのですが、ゴツゴツ、バタバタしたイメージで評価は悪いです。

乗り心地に加えてボディ剛性感に物足りなさを感じるなど、新型エクストレイルに対しては改善ポイント多くあります。

本格クロカンSUVの乗り心地評価

街乗りSUVと違いクロカンモデルは、オフロードでの走破性に優位性があるモデルです。

よって、街乗りでの乗り心地は通常のSUVが有利だと思います。

トヨタ ランドクルーザープラド

現行のランドクルザープラドは2009年に発売されて10年以上経過している古いモデルです。が、月間販売台数は2000台程度売れている根強い人気があります。

マイナーチェンジを繰り返して、装備やデザインは今風に変化しているとはいえ根強い人気です。ホンダのCR-Vより売れているクルマです。

車重が2トンを超えるヘビー級のボディの乗り心地評価はどうでしょうか。

  • ドッシリとした安定感とラダーフレームの剛性感
  • 重量感があり段差を踏んだあとのバタつきがない
  • 後席も含めて不快な騒音や突き上げ感もない

重量級のボディらしくどっしりした乗り心地といった評価があります。クロカンモデルなので「ラダーフレーム」が採用されていますが、ボディ剛性の高さにつながっているとの評価もあります。

  • 車高が高いためどうしても揺れがある
  • 結構揺れる印象だが嫌いではない
  • 適度なフワフワ感が気持ちいい

全高が1850mmと高いことも影響して、「フワフワ」と揺れるイメージです。
ただ、「そういうものだ」と思っているユーザーが多いためか、悪い評価にはなっていません。

トヨタ ランドクルーザー200(先代)

フルサイズクロカンのランドクルーザーは、世界的に著名なクロスカントリー車で、耐久性では世界中で高い評価を受けているモデルです。

現行のランクル200は2007年に発売され、10年以上経過しています。さすがに新車販売は衰えていますが、中古市場などでは高い人気となっています。

  • 乗り心地は最高。凸凹を全く拾わない
  • 乗り心地をウリにしているセダンよりも快適
  • 長距離運転していても疲れない
  • 高速安定性が高い
  • コンフォートな乗り心地が予想外

ランクル200の乗り心地はかなりソフトです。

スーパーヘビー級のボディのおかげか、高速での安心感やクルーザーのような快適性などが高い評価となっています。

現在はモデルチェンジされ新型ランドクルーザー300系が発売されました。

発売されているのですが、あまりの人気で納車待ちが数年後といった状態になっているようです。よってユーザーの評価はまだあまりない状態です。

 

スズキ ジムニーシエラ

大人気となっている本格軽クロカンのジムニーの乗用車版がジムニーシエラです。
2018年に18年ぶりにフルモデルチェンジされて、軽自動車のジムニーに負けじとよく売れています。

ジムニーシエラがここまで人気となっているのは「見た目」です。

メルセデスGクラスを彷彿とさせるデザインは、とても小型モデルとは思えない存在感です。もちろんデザインは好みの問題ですが。

ただ、ジムニーシエラの乗り心地評価は悪いです。

  • きれいな路面では意外なほど乗り心地は良好
  • フワフワとした揺れが・・車酔いしそう
  • 小さな段差があったらゆらゆら揺さぶられる感じ
  • 独特の「ゆすられ感」がある

ジムニーシエラを一般のコンパクトSUVと同じと思わない方が良いです。
あくまでも、クロカン走行を楽しむためのクルマであって、一般道での乗り心地の良さを求めてはいけません!

元々そういうクルマとの認識を持っているユーザーの方が多いように感じます。デザイン優先で購入しないようにしましょう。

SUV乗り心地ランキングまとめ

SUVが売れているメーカーはダントツでトヨタですが、乗り心地の評価が高いにはスバルとマツダです。

スバルXVやフォレスター、CX-30やCX-8などコンパクトからミドルクラスまで、上位はスバルとマツダのSUVが独占しています。

トヨタではC-HRのみが高い評価となっています。

乗り心地は好みの問題もあるので実際に試乗してみて、自分にマッチしているかを確認することが大事ですね。

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