2018年7月に約20年振りにモデルチェンジしたジムニーが大きな話題となっています。
ジムニーと言えば、本格オフローダーだけが使い続けるラダーフレームと四輪リジッドアクスルという構成にされています。さらに、4WDシステムは手動で切り替えのパートタイム方式です。
今や数少なくなった本格オフロード車の中でも、世界最小にして最強の悪路走破性を備えています。それゆえ、世界中にジムニーのファンが存在するほどです。
ジムニーは手頃な価格で買える本格オフローダーです。
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目次
ジムニーのグレード別価格比較
【ジムニー】
■XG
1,458,000円(5MT) 1,555,200円(4AT)
■XG セーフティサポート装着車
1,500,120円(5MT) 1,597,320円(4AT)
■XL
1,582,200円(5MT) 1,679,400円(4AT)
■XL セーフティサポート装着車
1,624,320円(5MT) 1,721,520円(4AT)
■XC セーフティサポート装着車
1,744,200円(5MT) 1,841,400円(4AT)
ジムニーのグレードによるデザインの違い
ジムニーの魅力はオフロード走行性能だけでなく、エクステリアにもあります。
本格オフローダーとしての普遍的なデザインで、最近の軽自動車とは一線を画す個性的な存在感がありますよね。
↑ジムニーXC
魅力のエクステリアですが、グレードによる違いがあるのでしょうか?
↑ジムニーXG
ジムニーXGが最も安いグレードとなっています。最上級グレードXCとの見た目の違いがわかりますか?
- LEDサイドターンランプ付ドアミラー
- カラードドアハンドル
- スモークガラス(リヤクォーター、バックドア)
- 16インチアルミホイール
以上が、最上級グレードのXCには装備されています。
個人的にはそれ程違いもなく、エクステリアはXGでも満足できるかなと感じます。
問題はエクステリアよりも、カラーリングかもしれません。グレードが下がるにつれて、選べるカラーの数が減ってしまいます。
- XC:12カラー
- XL:8カラー
- XG:4カラー
XGだと4色しか選べません。
最上級グレードのXCになると12色で、この中にはオプション価格43,200円~64,800円でツートンカラーが選べるようになります。
が、これも最安グレードのXGでも、ブラックやシルバーなどベーシックなカラーを選べば何の問題も無いように思います。
ジムニーのベストグレードは?
ジムニーのグレードは「XG」「XL」「XC」の3グレード構成になっています。
このうち「XG」「XL」はスズキセーフティパッケージ装着車と非装着車が選べます。が、基本的には自動ブレーキなどの最新の予防安全装備であるスズキセーフティパッケージ装着車をおすすめします。
⇒軽自動車の安全性を比較・ランキング
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ジムニー「XG」「XL」の装備と価格の違いを比較
ジムニーをオフロードでガンガンと使いこなすのなら、最安グレード「XG」の5MTが個人的にはおすすめです。
自動ブレーキなどの予防安全装備もない5速MTで1,458,000円という価格で、最高のオフロード性能を手にすることができます。
ただし、オフロード走行だけでなく、普段の足やアウトドア・レジャーなどにも使うのであれば装備にもこだわりたいかもしれませんね。
「XG」には装備されなくて「XL」に装備されている主なものは
- フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
- ヒーテッドドアミラー
- キーレスプッシュスタートシステム
- 電動格納式リモコンドアミラー(リモート格納)
- シートヒーター(運転席・助手席)
- 左右リヤシートリクライニング機構
- シングルフォールディングリヤシート(5:5分割可倒式)
- リヤシートヘッドレスト
この装備差で価格は「XL」の方が124,200円高くなります。
あれば、便利な装備ではありますが、正直なくてもガンマン出来るレベルの装備が多いです。
が、レジャー使用などで、2名以上乗車と大きめの荷物を載せるシーンなどがあるのならば、後席が左右独立で折り畳める「XL」が荷室のアレンジが広がります。
ジムニー「XL」「XC」の装備と価格の違いを比較
中間グレードの「XL」と最上級グレードの「XC」での装備と価格差はどうでしょうか?
「XC」に装備されていて「XL」に装備されないものは以下の通りです。
- LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベリング機構、LEDポジションランプ付)
- ヘッドランプウォッシャー
- クルーズコントロールシステム
- 本革巻きステアリングホイール
- ステアリングオーディオスイッチ
- LEDサイドターンランプ付ドアミラー
- 16インチアルミホイール
これだけの装備の差で、価格は「XC」が119,880円高くなります。
LEDヘッドランプやクルーズコントロールは、あるといいなと感じる装備ではありますが、ジムニーに必要かどうかは疑問です。
ジムニーのベストグレードは「XL」の5速MT
ジムニーのグレード別の装備と価格を比較した上で、あえてベストグレードを選ぶとしたら中間グレードの「XL」です。
もっと細かく指定するならば「XL」のスズキセーフティサポート装着車の5MTです。
ジムニーをセカンドカーとして、趣味のオフロード走行を楽しむためだけに使用するのならば、最安グレードの「XG」の5速MTで良いと思います。
が、現実はオフロード走行だけでなく、普段使いにも使用することが前提の方が多いと思います。
そうなると、「XG」に標準装備される「キーレスプッシュスタートシステム」や「電動格納式リモコンドアミラー」などの快適装備や、左右独立で折り畳めるリアシートによるシートアレンジなどは大きな魅力になります。
ジムニーはそもそも運転を楽しむための軽自動車です。
4ATよりも5速MTの方が、運転している実感も得られて断然楽しめます。高速走行するようなクルマでもないので、5速MTで街中やオフロードをキビキビした走りが体験できます。
ジムニー注意すること
- 2ドアなので2名乗車に割り切った方がよい(リアシートは荷室)
- 車重が重いのでパワー不足気味
- 燃費が悪い(最新の軽自動車と比較して)
⇒軽自動車の加速性能比較・ランキング
⇒軽自動車は燃費が良い?ボディタイプ別燃費比較・ランキング
利便性を重視するのであれば、スーパーハイトワゴンなどの軽自動車や、SUVルックなハスラーやスペーシアギアなどがおすすめです。
⇒新型スペーシア ギアとハスラーを比較 軽SUVの使い勝手や価格は?
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