今や軽自動車でも当たり前の安全装備となったのが、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)です。あまり自動ブレーキを過信するのは良くないですが、事故の防止や軽減には役に立ちますね。
もちろん自動ブレーキの性能も各メーカーや車種によって様々です。詳しくは「自動ブレーキの軽自動車を買う スズキ、ダイハツ、ホンダ、日産の性能比較」で紹介しています。
ここでは、自動ブレーキの価格について紹介します。価格はオプションでの価格、もしくは自動ブレーキ装着モデルと非装着モデルの価格差で比較します。
目次
スーパーハイトワゴンの自動ブレーキ価格比較
全高1700mm以上の広い室内スペースと、使い勝手の良い両側スライドドアが人気となっているのがスーパーハイトワゴンです。
車種 | 価格 |
N-BOX | 全車標準装備 |
スペーシア | 59,400円 |
タント | 64,800円 |
デイズルークス | 72,360円 |
eKスペース | 72,360円 |
ウェイク | 64,800円 |
*2018年8月データ
N-BOXには「ホンダゼンシング」が全グレードに標準装備されています。
ホンダセンシングは自動ブレーキだけでなく、車線維持支援システムなどのステアリングアシストや、先行車との車間距離を保ちながらアクセルやブレーキ操作してくれるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)なども装備されています。
⇒自動運転の軽自動車を比較 運転支援システムでおすすめはN‐BOX!
スペーシアは、全グレード自動ブレーキ装着車と非装着車を選べる設定になっています。その価格差が59,400円になります。
タントは、ターボモデルはすべて自動ブレーキが標準装備で、自然吸気(NA)エンジンは、スマートアシストⅢ装着グレードと非装着グレードがラインアップされています。その価格が64,800円になっています。ただし、上級グレードには非装着グレードは設定されていません。
ウェイクも基本的にタントと一緒です。
デイズルークスは、全グレード標準装備となっています。が、最安グレードのみ自動ブレーキ非装着がメーカーオプションとして設定されています。そのメーカーオプションを選ぶと72,360円安くなるようになっています。
スーパーハイトワゴンの自動ブレーキに対する意識は、全グレード標準装備になっているN-BOXが1番となっています。ホンダセンシングの価格は不明ですが、車両価格は他のライバルよりも若干高くなっています。
自動ブレーキ価格はスペーシアが安く、性能も高くなっているので、コスパは高いと思います。
ハイトワゴンの自動ブレーキ価格比較
スーパーハイトワゴンに人気を奪われている全高1600mmまでのハイトワゴンです。
バランスの取れた実力車が多いハイトワゴンですが、最新の自動ブレーキが装備されているモデルも多く存在します。
車種 | 価格 |
ワゴンR | 59,400円~96,120円 |
ワゴンRスティングレー | 全車標準装備 |
ムーヴ | 64,800円 |
ムーヴキャンバス | 64,800円 |
N-WGN | 61,560円 |
N-ONE | 61,560円 |
デイズ | 69,120円 |
eKワゴン | 69,120円 |
*2018年8月データ
ワゴンRは、最安グレードに自動ブレーキを装着することはできません。また、グレードによって装着車と非装着車の価格差が59,400円~96,120円と大きく違っているのは、あまり好ましくないですね。
ワゴンRスティングレーは全グレードに標準装備されていて、非装着車は選べません。
ムーヴは、ターボモデルは標準装備で非装着車は選べません。自然吸気(NA)エンジンはスマートアシストⅢ装着グレードと非装備グレードがラインアップされています。
ムーヴキャンバスは最安グレード以外はすべてスマートアシストⅢが装備されているグレードのみのライイアップです。
N-WGNは、グレードによっては標準装備されています。ベーシックグレードや中間グレードはすべて61,560円のオプション設定となっています。N-WGNの自動ブレーキは簡易タイプで、他のライバル車と比較して性能は大きく劣っていますが、価格はそれほど変わらないのでコスパは悪いと思います。
N-ONEはN-WGNと同じ状況です。
デイズは、基本的には全グレード標準装備ですが、ベーシックグレードには自動ブレーキ非装着のオプションが用意されています。オプションを選ぶと車両価格が69,120円安くなります。
SUVタイプ軽自動車の自動ブレーキ価格比較
ハスラーの発売で一気に人気となったSUVタイプの軽自動車も、ジムニーのモデルチェンジで自動ブレーキが装備されて、安全性の高い軽自動車が揃ったイメージです。
車種 | 価格 |
ハスラー | 標準装備 |
キャスト | 64,800円 |
ジムニー | 42,120円 |
*2018年8月データ
ハスラーは1グレードのみ自動ブレーキが装着されていません。しかも、オプションでも装着できなくなっています。あとのグレードはすべて標準装備となっています。
ただし、ハスラーに搭載されているのは高機能な「デュアルカメラブレーキサポート」と簡易版の「レーダーブレーキサポート」の2種類があって、上級グレードとそれ以外のグレードで装備されている自動ブレーキが違っているので注意が必要です。
キャストは、ベーシックグレード「X」のみ装着車と非装着車がラインアップされていて、それ以外はすべて標準装備となっています。
2018年に20年振りにモデルチェンジされたジムニーにも、ようやく自動ブレーキが装着されました。最上級グレード以外はオプションでの設定になっています。
セダン・スポーツタイプ軽自動車の自動ブレーキ価格比較
軽自動車本来の価格の安さと燃費の良さが魅力のセダンタイプにも自動ブレーキはすべて搭載されています。
車種 | 価格 |
アルト | 21,600円 |
ラパン | 全車標準装備 |
ミライース | 64,800円 |
ミラトコット | 64,800円 |
*2018年8月データ
アルトは、「レーダーブレーキサポート」と必要最低限の性能の自動ブレーキが装備されています。最上級グレードのみ標準装備で、それ以外のグレードではオプション設定になっています。
アルトラパンもアルトと同じ「レーダーブレーキサポート」ですが、ラパンには全グレード標準装備となっています。
ミライースは、「スマートアシストⅢ」が搭載されます。自動ブレーキ装備と非装備のグレードを選べるようになっています。アルトよりも高額ですが、「スマートアシストⅢ」は高機能な自動ブレーキになっているので、妥当な価格差だと思います。
ミラトコットに関してもミライースと同じです。
次いで、スポーツタイプの軽自動車の自動ブレーキの価格比較です。
車種 | 価格 |
アルトワークス | 標準装備 |
S660 | 38,400円 |
コペン | 装備なし |
*2018年8月データ
アルトワークスは5AGSには「レーダーブレーキサポート」が標準装備ですが、5MT車には装備できません。
S660は全グレードオプションでの設定になっています。アルトとの違いはS660は6速MTにも自動ブレーキが装着できることです。
コペンに関して自動ブレーキの設定がありません。
軽自動車の自動ブレーキ価格比較のまとめ
自動ブレーキに関しては、ダイハツの軽自動車がスペーシアからミライースまで、すべてに「スマートアシストⅢ」という高機能な自動ブレーキが装備されるのは好感がもてますね。
ホンダは、N-BOXの「ホンダセンシング」が突出した性能ですが、N-WGNなどその他の軽自動車は簡易的なタイプになっています。
同じくスズキもスペーシアやワゴンRは最新の自動ブレーキが装備されていますが、アルトやハスラーの一部グレードまでも、簡易的な自動ブレーキが搭載されています。
ただし、簡易的自動ブレーキを採用することで、安くで安全な軽自動車を買うことができるメリットもあるので、一概に何でも高機能な装備が良いとも言えないかもしれません。
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