軽自動車に乗り換えるにあたって、毎日通勤や通学、買い物とかで乗るので、ガソリン代のことを考えたら燃費が少しでも良い軽自動車がいい!と考えている方に、ボディタイプ別の燃費比較ランキングを紹介します。
軽自動車は様々なボディタイプが存在しているため、ボディタイプによって燃費は大きく違っているので欲しいボディタイプの中で、一番燃費のよい軽自動車を選んでください。
目次
セダンタイプ(ミライース、アルトなど)の燃費比較ランキング
最もベーシックな軽自動車のセダンタイプは、車重が軽く燃費の良いモデルが多いのが特徴です。ボディタイプにこだわりがないのであれば、燃費重視の方には一番おすすめとなります。
車種名 | JC08モード燃費 |
アルト | 37.0km/L |
ラパン | 35.6km/L |
ミライース | 35.2km/L |
ミラココア | 29.0km/L |
ミラ | 24.2km/L |
*2017年5月時点データ
燃費を最重視するならアルトで決まりです。37km/Lの燃費はハイブリッドのアクアと同じ燃費です。しかもアルトは89万円で買えるので、アクアの半額ぐらいの価格で同じ燃費が手に入るのでお買い得です!
スズキとダイハツの燃費競争が繰り広げられていましたが、ここにきてスズキが優位になってきています。アルトは徹底した軽量化の実現と、エネチャージの技術でハイブリッドなみの燃費が実現しています。
↑アルト
ミライースは2017年5月にモデルチェンジされて新型になりましたが、燃費は先代モデルから変わらずでした。新型ミライースはカタログ燃費の追求から方針転換されたと考えてよいでしょう。
ダイハツはカタログ数値よりも実燃費が向上していると報じていますが、正直ガソリンエンジンの限界がきているのでしょう。
結論
セダンタイプでの一番燃費はアルトです。価格はハイブリッドのアクアの約半分で燃費は同じのアルトは軽自動車の中でも一番の燃費重視の方おすすめモデルです。
ハイトワゴンタイプ(ワゴンR、ムーヴなど)の燃費比較ランキング
セダンタイプではあまりにも狭いので、もう少しリアシートなども使える室内空間によゆうのあるモデルが良い方は、全高が1,600mm以上のハイトワゴンタイプがおすすめとなります。
少し重量が重くなるので、セダンタイプよりも燃費が悪くなりますが、燃費の悪いセダンタイプよりも燃費の良い車種もあるので注目です。
車種名 | JC08モード燃費 |
ワゴンR | 33.4km/L |
フレア | 33.4km/L |
ムーヴ | 31.0km/L |
ステラ | 31.0km/L |
キャスト スタイル | 30.0km/L |
N-WGN | 29.4km/L |
ムーヴキャンバス | 28.6km/L |
N-ONE | 28.4km/L |
デイズ | 25.8km/L |
ekワゴン | 25.8km/L |
*2017年5月時点データ
ハイトワゴンで燃費の良い車を探しているなら間違いなくワゴンRです。ちなみにフレアはマツダから発売されているワゴンRの兄弟車です。
ワゴンRは徹底した軽量化とスズキのS-エネチャージの搭載により、セダンタイプの軽自動車なみの低燃費を実現しています。
S-エネチャージとは一般的にはモーターアシストとも呼ばれ、搭載されているモーターがエンジンの働きをサポートする仕組みです。
もっと分かりやすく言えば、マイルドハイブリッドです。
プリウスやアクアのようにモーターだけで走行することは出来ないので、アクア程の低燃費ではないですが、安いコストで製造できるためワゴンRへの搭載が実現できたのでしょう。
軽自動車ならマイルドハイブリッドでも充分燃費向上の効果はあります。
また、モーターがエンジンをアシストしてくれるので、発進時などライバルと比較しても力強い加速性能が実感できるメリットもあります。
価格も通常エンジンの最も安いグレードが107万円なのに対して、ハイブリッドモデルは117万円からと10万円高いだけです。ムーヴの最も安いグレードが113万円からなので価格差はわずか4万円です。
↑ワゴンR
結論
ハイトワゴンで燃費重視ならワゴンRで決まりです。マイルドハイブリッド搭載で燃費とパワーも圧倒的に優位です。価格もハイブリッドだからといって高くはありません。
スーパーハイトワゴン(N-BOX、タント、スペーシアなど)の燃費比較ランキング
全高1,700mm以上で室内が広くファミリーカーとして人気になっているのがスーパーハイトワゴンです。
スライドドアに高い全高のため、重量が重くなるこのタイプは、軽自動車の中でも燃費の悪いボディタイプになります。数値的だけでなく、2人以上で乗ることが多いので実際の燃費も悪くなる傾向です。
車種名 | JC08モード燃費 |
ズペーシア | 30.0km/L |
フレアワゴン | 30.0km/L |
タント | 28.0km/L |
シフォン | 28.0km/L |
N-BOX | 27.0km/L |
ウェイク | 25.4km/L |
ピクシスメガ | 25.4km/L |
デイズルークス | 22.2km/L |
eKスペース | 22.2km/L |
*2018年1月時点データ
スーパーハイトワゴンで最も燃費が良いのはスズキのスペーシアです。これでここまでスズキの軽自動車が低燃費ランキング3冠です!
スペーシアにもワゴンRと同じくマイルドハイブリッドが搭載されています。さらにスペーシアは重量が850kgとN-BOXの890kg、タントの920kgと比較してもかなり軽量となっています。
↑スペーシア
ただ、実際にスーパーハイトワゴンで一番売れているのは燃費があまり良くないN-BOXです。しかし、燃費が悪かったのは先代までのモデルで、2017年9月にモデルチェンジされた新型N-BOXはタントと遜色ない燃費なっています。
燃費不正で問題となった三菱のeKスペースと、あおりを受けた日産のデイズルークスについては触れないでおきます・・・。次期モデルでの復活に期待しましょう。
結論
スーパーハイトワゴンで一番低燃費なのはスズキのスペーシアです。全モデルがマイルドハイブリッド車で、ライバルN-BOXとの差も大きいです。
SUV、クロカンタイプ(ハスラー、ジムニーなど)の燃費比較ランキング
SUV・クロカンタイプは、少し趣味性が高かったり、遊び心のある軽自動車で、昔からはオフロード性能の高さが根強い人気のジムニーや、かわいいスタイリングで発売から人気となったハスラーと、これに対抗してダイハツから発売されたキャスト アクティバなどがラインアップされています。
車種名 | JC08モード燃費 |
ハスラー | 32.0km/L |
フレア クロスオーバー | 32.0km/L |
キャスト アクティバ | 30.0km/L |
ピクシス ジョイ | 28.0km/L |
ジムニー | 14.8km/L |
*2017年5月時点のデータ
大人気となっているハスラーが一番低燃費となります。ただし、このカテゴリーは指名買いが多いので、ハスラーとジムニーを比較することはありませんね。
↑ハスラー
確実に言えるのはジムニーは1998年に発売されているモデルで、マイナーチェンジはされていますが20年近く前のエンジンが搭載されているので燃費や走行性能は問題外かもしれません。ジムニーに低燃費を求める方もいないでしょう。
結論
ハスラーはワゴンR、キャストはムーヴがベースなので燃費は良いです。ジムニーは燃費を気にしない!
1BOXタイプ(エブリイワゴン、アトレーワゴンなど)の燃費比較ランキング
商用バンとして使用されていることの多い1BOXタイプですが、スーパーハイトワゴンなみの室内空間が魅力で一般使用されている方もいます。全高が1,800mmとスーパーハイトワゴンよりも高いので、改造してキャンピングカーにしている方も多いです。
車種名 | JC08モード燃費 |
バモスホビオ | 17.6km/L |
バモス | 16.8km/L |
エブリイワゴン | 16.2km/L |
スクラムワゴン | 16.2km/L |
NV100クリッパー | 16.2km/L |
タウンボックス | 16.2km/L |
アトレーワゴン | 14.8km/L |
ディアスワゴン | 14.4km/L |
*2017年5月時点のデータ
1BOXタイプの軽自動車は燃費は良くありません。すべてターボエンジンが燃費が悪く見えている原因です。これまでは最も燃費の良いグレードを紹介しているためすべてNAエンジンでした。
ターボエンジンとしての燃費を見ると、燃費が悪い部類のN-BOXターボが23.8km/Lなので1BOXタイプの燃費はやはり悪いです。最新の軽自動車がCVTなのに対して、1BOXタイプは4ATが採用されているのも要因です。
↑エブリイワゴン
結論
1BOXタイプの軽自動車はターボエンジン+4ATで燃費が悪い。やはり商用バンとしてか、キャンピングカーとしての使用かで燃費を気にせずが基本です。
スポーツタイプ(コペン、アルトワークスなど)
軽量なボディで軽快な走りが楽しめると、今人気となっているのがスポーツタイプの軽自動車です。
もちろん排気量は660ccで最高出力64psなので、パワーでグイグイスピード感を楽しむのではなく、800kg台と軽いボディにコペンのようにオープンモデルをマニュアルミッションで軽快に楽しむイメージです。
車種名 | JC08モード燃費 |
コペン | 25.2km/L |
S660 | 24.2km/L |
アルトワーク | 23.6km/L |
*2017年5月時点のデータ
ターボのスポーツモデルとはいえ、重量が軽いので燃費はそんなに悪くありません。
この数値は3台ともマニュアルミッションモデルでの燃費ではありません。マニュアルの燃費はこれよりも悪くなります。スポーツモデルなので、マニュアルで乗りたい方も多いでしょう。
- コペンが5MTで22.2km/L
- S660が6MTで21.2km/L
- アルトワークスが5MTで23.0km/L
一番燃費が良いのはコペンのCVTですが、マニュアルで乗りたい方はアルトワークスが最も燃費が良くなります。
スポーツモデルは燃費重視でない方が多いとは思いますが・・・。
↑コペン ローブ
結論
スポーツモデルの軽自動車で燃費が良いのは、マニュアルミッションならスズキのアルトワークスで、CVTならダイハツのコペンです。燃費あんまり関係ないかもしれませんが・・・。
低燃費の軽自動車はスズキが一番
いかがてしょう。こうしてみると、スズキの軽自動車が燃費が良いことがよくわかります。
スズキはS-エネチャージと名付けたマイルドハイブリッドをたくさんの車重に搭載することで低燃費を実現しています。
また、S-エネチャージは燃費向上だけでなくエンジン始動の時の音がとても静かというメリットもあります。
軽自動車にも当然の機能となったアイドリングストップ。街中の走行で頻繁にエンジン再始動のシーンがある中、これは大きなメリットです。
これはスターターモーター機能が優れているからで、一般的なギヤ(歯車)ではなくプーリーとベルトを使うことで、実現されています。
軽自動車にも当然の機能となったアイドリングストップ。街中の走行で頻繁にエンジン再始動のシーンがある中、これは大きなメリットです。
結論
燃費の良い軽自動車に乗り換えるならスズキのs-エネチャージ(マイルドハイブリッド)搭載モデルが絶対おすすめです。
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