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ミラトコットとミラココアの違いを比較 価格や燃費

更新日:

2018年6月にダイハツからミラトコットが発売になりました。

ミラトコットは、2018年4月に販売終了していたミラココアの後継ともいえるモデルです。

女性をターゲットとしたミラココアと進化したミラトコットの違いを比較します。

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ミラココアとミラトコットのスタイリングデザイン比較

ミラココア

↑ミラココア

↑ミラトコット

実質的にミラココアの後継モデルとなったミラトコットですが、スタイリングデザインは大きく違っています。

ミラココアは丸目のヘッドライトの可愛いデザイでしたが、ミラトコットは水平基調の四角いボディでシンプルなデザインとなっています。本当にミラココアの後継車なのか?と疑いたくなるほどの変化ですね。

ミラココアは可愛いデザインで、思いっきり女性をターゲットにしていました。一方ミラトコットは女性的というよりも、シンプルでさっぱりとした中性的なイメージに感じます。

ミラトコットの開発コンセプトは「誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ」なので、究極の女性向け軽自動車だったミラココアとは違っています。

ちなみにエフォートレスとは「肩肘張らず自然体でいられるということを表すファッション用語」だそうです。

ミラトコットのスタイリングデザインなら、男性でも抵抗なく乗れそうですね。

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ミラトコットのカラーはデザインフィルムトップがおすすめ

最近の軽自動車はカラーリングにも工夫があって、特にルーフのカラーをボディと変えるツートンカラーが多く見られます。

ハスラー

↑ハスラーのツートンカラー

↑ムーヴキャンバス

ミラトコットにもツートンカラーは採用されていますが、普通のツートンカラーではありません。「デザインフィルムトップ」というオプションで設定されています。

ただの色違いではなく、布のような素材感と感触にこだわったフィルムを下の画像の場所に取り付けるといったオプションになっています。

オプション価格43,200円で、シンプルなデザインのボディに個性的なスタイリングを手に入れることができるので、多くの人が装着しそうなオプションですね。

ミラトコットとミラココアのインテリア比較

↑ミラココア

ミラココのインテリアは、メーターまで囲んだ継ぎ目のない一枚のパネルを貼って、レトロ調の雰囲気に仕立てられていました。

シンプルなデザインとなったミラトコットですが、インテリアはミラココアのレトロな雰囲気を継承しているようなイメージでしょうか。

↑ミラトコット

上級グレードにはシートヒーターも採用されています。

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ミラトコットとミラココアのボディサイズと室内スペース比較

スタイリングデザインは大きく違っていましたが、ボディサイズはどうでしょうか?

ミラトコット ミラココア
全長 3395mm 3395mm
全幅 1475mm 1475mm
全高 1530mm 1560mm
ホイールベース 2455mm 2490mm
車重 720kg 810kg

ミラココアよりもトコットの方が全高が30mm低くなっていて、ホイールベースも短くなっています。小さくなった分、ミラトコットは90kgも軽量化されています。

全高が1530mmと低くなったおかげで、1550mmまでの機械式駐車場にも入るサイズになったのはありがたい改善かもしれません。

次に、室内スペースを比較します。

ミラトコット ミラココア
室内長 2000mm 1930mm
室内幅 1305mm 1345mm
室内高 1270mm 1240mm

ボディサイズは小さくなったミラトコットですが、室内スペースはミラココアよりも広くなっています。

全高は低くなったにも関わらず、室内高は高くなっています。ミラココアと比べると最低地上高が低くなっていることも関係しているのでしょう。

ボディサイズは少しだけ小さくなって、機械式駐車場にも入るようになったにも関わらず、室内スペースは広くなっているので、理想的な進化ではないでしょうか。

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ミラトコットとミラココアの価格比較

ミラココアはすでに販売されていませんが、ミラトコットの車両価格とミラココアの発売当時の車両価格を比較します。

車種 価格帯
ミラトコット 107万円~142万円
ミラココア 118万円~165万円

ミラトコットの価格帯はミラココアで設定されていた価格帯よりも安くなっています。

装備内容では、ミラココアには搭載されていなかった、安全装備の「スマートアシストⅢ」がミラトコットには搭載されます。これは大きな進化です。にも関わらず価格は安くなっています。

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ちなみに、ベースとなっているミライースとの価格比較です。

車種 価格帯
ミラトコット 107万円~142万円
ミライース 84万円~133万円

ミライースには84万円という100万円を切る価格がラインアップされているのが大きな魅力ですね。

「スマートアシストⅢ」が搭載されているグレードでも90万円からです。ミラトコットは113万円からなので、23万円もの価格差があります。

ミラココアが、いかにコスパが悪かったかが良く分かりますね。

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ミラトコットとミラココアの燃費比較

ミラトコットの燃費は向上しています。

カタログでのJC08モード燃費では以下の通りです。

  • ミラココア:29.0km/L(26.8km/L)
  • ミラトコット:29.8km/L(27.0km/L)

ミラトコットの燃費が良くなっていると言っても、その差は僅かです。車重は810kgから720kgと10%程度も軽量化されているのですが、大きな燃費改善になっているわけではありません。

ミライースの35.2km/Lや直接のライバルとなるアルトラパンの35.6km/Lと比較すると見劣りしてしまいますが、決して悪い燃費ではありません。

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ミラトコットとミラココアのエンジンパワー・加速比較

燃費性能では進化していたミラトコットですが、エンジンパワーや加速性能はどうでしょうか?

まずはエンジンスペックです。

ミラトコット ミラココア
最高出力 52ps/6800rpm 52ps/6800rpm
最大トルク 6.1kgm/5200rpm 6.1kgm/5200rpm

なんとエンジンスペックは全く一緒です。おそらくエンジンは変更されてないのでしょう。

エンジンは全く一緒でも、ミラトコットは軽量化によるメリットは非常に大きくなっています。燃費改善はもちろんですが、加速性能にも良い影響があります。

軽自動車の最高出力はほぼ横並びなので、軽自動車の加速性能は最大トルクと車重で見るのが良いと思います。車重を最大トルクで割った「トルクウェイトレシオ」という数値が加速性能の目安となります。

車重 最大トルク 指数
ミラトコット 720kg 6.1kgm 118.0
ミラココア 810kg 6.1kgm 132.8

数値が小さいほど加速性能が高くなるので、車重の軽いミラトコットの加速性能が高いのがわかります。ちなみに、ライバルのトルクウェイトレシオは以下の通りです。

  • アルトラパン:101.6
  • ミライース:112.1

ミラココアよりも加速性能は良くなりましたが、スズキのラパンやベースとなっているミライースと比較すると加速性能は劣っています。

いずれにしても、走りを求めるクルマではないですし、街中の走行では過不足なく走れるだけのエンジンパワーと加速性能なので問題ないと思います。

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ミラトコットとミラココアの違い比較まとめ

実質的なミラココアの後継モデルミラトコットは、コンセプトやスタイリングは違っています。

ミラココアは徹底し女性ターゲットで可愛い路線だったのですが、ミラトコットはシンプルで誰でも気軽に乗れる軽自動車になっています。

違いはスタイリングデザインだけではなく、ボディサイズにもあります。

ミラココアは全高1560mmと、機械式駐車場にはいらな入らないケースも発生してしまう高さでしたが、ミラトコットは1530mmに抑えられているので、駐車場で悩むこともなくなっています。

「スマートアシストⅢ」が装備されることになったのと、サイドエアバッグとカーテンエアバッグが全グレードで標準装備されています。

あまりアナウンスされていませんが、軽自動車の安全性においては最も大事なのエアバッグだと思います。よって、このミラトコットは安全性で評価の高い軽自動車ではないでしょうか。

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