ホンダの軽自動車で人気となっているのはN-BOXですが、ハイトワゴンのN-WGNも高い技術が投入された1台です。
日本のフィールドに最適なベーシックカーを軽自動車のサイズでつくったらどうなるのか?という問いに対するホンダの答えがN-WGN(Nワゴン)です。
衝突安全性能はトップクラスで、エンジンとシャシー性能も高いという評価です。
ただ、発売は2013年11月と、2017年にモデルチェンジされたライバルのワゴンRと比較すると古さは感じるかもしれません。
⇒新型ワゴンRとNワゴンを比較 価格や燃費・乗り心地評価
⇒ワゴンR・ムーヴ・Nワゴンの使い勝手を比較
目次
N-WGN(Nワゴン)のグレード別価格比較
【N-WGN】
■C
1,090,000円(2WD)1,220,000円(4WD)
■G
1,164,000円(2WD)1,294,000円(4WD)
■G・Lパッケージ
1,222,000円(2WD)1,350,000円(4WD)
■G・ターボパッケージ
1,320,000円(2WD)1,450,000円(4WD)
【N-WGNカスタム】
■Custom G
1,380,000円(2WD)1,510,000円(4WD)
■Custom G・Lパッケージ
1,450,000円(2WD)1,580,000円(4WD)
■Custom G・ターボパッケージ
1,515,000円(2WD)1,645,000円(4WD)
N-WGNの「C」はお買い得か?「G」グレードと比較
N-WGNの最もベーシックで安いグレードの「C」はお買い得かどうかを、一つ上の「G」グレードと比較して確認してみます。
「C」の価格は109万円とかなり安く「G」との価格差は74,000円です。この74,000円安くなることで標準装備されないのは以下の装備です。
- 運転席&助手席シートヒーター(2WD)
- スマートキーシステム(キー2個付)
- プッシュエンジンスタート/ストップスイッチ
- チルトステアリング
- アレルクリンシート
- フロントシートアームレスト
- シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)
- クロームメッキモール付フロントバンパー
この中で個人的にあるといいなと思える装備は「チルトステアリング」「アームレスト」の2つです。運転しやすい位置にハンドルの高さ調整できるチルトステアリングや、アームレストは運転の疲労軽減に大きく貢献してくれます。
スーマートキーやプッシュエンジンスタートも当然あると便利です。が、便利装備はきりがありません。
安くでN-WGNを購入したいのであれば「C」グレードで十分だと思います。ベーシックグレードでも、N-WGNの魅力である走行性能やエンジンは十分味わうことができます。
ただ、自動ブレーキなどの予防安全装備の「あんしんパッケージ」は61,560円でメーカーオプション扱いになっているので、車両価格は1,151,560円となります。
N-WGNの「あんしんパッケージ」には以下の装備がついてきます。
- 自動ブレーキ(低速域衝突軽減ブレーキ)
- 誤発進抑制機能
- サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ
N-WGNの自動ブレーキ性能は、最新の軽自動車の中では低くなっていますが、N-WGNの「あんしんパッケージ」にはサイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグが装備されています。
軽自動車のサイドエアバッグとカーテンエアバッグは非常に重要になります。N-WGNの「あんしんパッケージ」は必ず装備することをおすすめします。
⇒軽自動車の安全性を比較・ランキング
⇒自動ブレーキの軽自動車を買う スズキ、ダイハツ、ホンダ、日産の性能比較
⇒軽自動車はカーテンエアバッグ・サイドエアバッグが大事!
Nワゴン標準車のおすすめグレードは「G特別仕様車SSパッケージⅡ」
コストパフォーマンスを求めるのならベーシックグレードの「C」ですが、最新の軽自動車としての快適装備も求めるのなら「G」の特別仕様車SSパッケージⅡがバランスが良くおすすめです。
N-WGNの「C」グレードの「あんしんパッケージ」の車両価格は1,151,560円で、「G特別仕様車SSパッケージⅡ」は109,440円高くなっています。
この価格差で装備の差は以下の通りです。
- プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコン
- スーマトキーシステム(キー2個付)
- プッシュエンジンスタート/ストップスイッチ
- チルトステアリング
- 運転席ハイトアジャスター
- シルバー塗装ステアリングガーニッシュ
- ピアノブラック調センターパネル&メーターパネル
- インパネガーニッシュ
- クロームメッキ・エアコンアウトレットリング
- 360°スーパーUV・IRカットパッケージ
などなどまだ少し紹介しきれていません。約11万円でこれだけの装備差があるのでコスパの高さでは一番のグレードと言っていいでしょう。
N-WGNカスタムのベストグレードは「特別仕様車SSパッケージⅡ」
Nワゴンカスタムと標準車の違いはエアロパーツによるエクステリアだけではありません。
走行性能に拘っているNワゴンらしく、カスタムにはヅロントスタビライザーが標準装備されているので、標準車よりもロールが少なく安定感が高くなっているのも魅力です。
スタイリングデザインも、ライバル車達のカスタムの中では一番好みです。
あくまでも個人的な好みの問題ですが。
走行性能が高く、エンジンパワーもありカッコ良いということで、Nワゴンで一番のおすすめはカスタムです!
⇒よく走る軽自動車は?最強エンジン性能ランキング
⇒軽自動車の加速性能比較・ランキング
⇒人気のおすすめ軽自動車デザイン比較 クチコミ評価・満足度ランキング
Nワゴンカスタムでおすすめのグレードは「特別仕様車SSパッケージⅡ」になります。
カスタムで最も安いグレード「G」は138万円で、「特別仕様車SSパッケージⅡ」は151万円と価格差は約13万円ですが、「G」には自動ブレーキなどの「あんしんパッケージ」がメーカーオプションなので、価格差は6万円程度です。
この価格差で装備の差は以下の通りです。
- クルーズコントロール
- 運転席ハイトアジャスター
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻セレクトレバー
- 360°スーパーUV・IRカット パッケージ
魅力はクルーズコントロールになります。高速道路でアクセルペダルを踏まずに定速走行ができるので、運転疲労軽減につながります。
ただ、N-BOXレベルのオートクルーズコントロールではないのが残念ですが。
⇒自動運転の軽自動車を比較 運転支援システムでおすすめはN‐BOX!
⇒軽自動車のクルーズコントロール比較 ホンダ、日産がおすすめ
この他の装備は本革巻のステアリングやセレクトレバーなど、上質なインテリアを演出する装備が紹介している以外にも標準装備されています。
N-WGNのターボモデルはお買い得
N-WGNは自然吸気エンジンでもトルクが大きいので、そこそこパワーはありますが、やはり高速道路や坂道でパワー不足は感じるかもしれません。
軽自動車はターボエンジンでないと!という方には、N-WGNのターボモデルは最大のライバルであるワゴンRと比較してコスパが高くお買い得です。
- N-WGN標準車ターボ:132万円
- N-WGNカスタムターボ:151万円
この価格に約6万円のあんしんパッケージ代がプラスされるイメージです。
一方ライバルとなるターボの価格は、ワゴンRスティングレーターボが165万円からでないと購入できません。ワゴンRは標準車にターボエンジンの設定がないのが大きな欠点だと思います。
⇒軽自動車にターボは必要?ターボモデルのパワーと燃費、価格を比較
N-WGNのおすすめグレードランキング
N-WGNのおすすめグレードをランキングしてみます。あくまでも個人的な主観です。
1位:カスタム「特別仕様車SSパッケージⅡ」:1,515,000円
2位:「G特別仕様車SSパッケージⅡ」:1,261,000円
3位:「C」:1,090,000円
4位:「G・ターボパッケージ」:1,320,000円
特別仕様車以外は、6万円程度の「あんしんパッケージ」のメーカーオプションがプラスされる価格になります。
軽自動車への乗り換えを考えている方へ!1円でも高く今のクルマを売る方法
ディーラーでの下取だと新車の値引き価格と下取車の価格が一緒にされて、本来の価格より安い下取価格になってしまうこともあります。一括買取査定なら最大36万円も買い取り価格がお得になった事例も!
【かんたん1分入力であなたのクルマの価格がわかる】
軽自動車の新車見積りをかんたんにもらう方法
ディーラーに行かなくても新車の総支払額を知ることができ、ここで値引き交渉もできる便利なサービスです。
【かんたん1分入力で軽自動車の新車の無料見積り】
【条件に合う軽自動車の中古車をかんたんに探す方法】