スズキから「遊べる軽」として発売されたハスラーは、魅力的なエクステリアデザインとそのコンセプトで一気に人気モデルとなりました。
ハスラーは見た目だけでなく、軽自動車のクロスオーバーカーとして、最低地上高を高くして、レジャー向けの装備も充実している本格派です。
2014年発売で、先代ワゴンRがベースとなっている少々古いモデルですが、常に販売台数ランキングトップ10に入る程の根強い人気です。
ハスラーのグレード別の価格と装備の差を比較します。
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目次
ハスラーのグレード別価格比較
【ハスラー】
■A
1,100,520円(2WD) 1,221,480円(4WD)
■G (5MT)
1,197,720円(2WD) 1,313,280円(4WD)
■G (5MT) 2トーンルーフ仕様車
1,240,920円(2WD) 1,356,480円(4WD)
■G (CVT)
1,323,000円(2WD) 1,449,360円(4WD)
■G (CVT) 2トーンルーフ仕様車
1,366,200円(2WD) 1,492,560円(4WD)
■G ターボ
1,409,400円(2WD) 1,535,760円(4WD)
■G ターボ 2トーンルーフ仕様車
1,452,600円(2WD) 1,578,960円(4WD)
■J
1,485,000円(2WD) 1,611,360円(4WD)
■J 2トーンルーフ仕様車
1,528,200円(2WD) 1,654,560円(4WD)
■J ターボ
1,578,960円(2WD) 1,705,320円(4WD)
■J ターボ 2トーンルーフ仕様車
1,622,160円(2WD) 1,748,520円(4WD)
ハスラーのグレードによるエクステリアの違い
ハスラーのグレードは「A」「G」「J」の3グレード構成となっています。この3グレードのエクステリアの違いを比較します。
大きく見た目が変わっているのが「J」グレードです。
上が「G」のハスラーで、下が「J」グレードのエクステリアになります。
フロントグリルが「J」ではメッシュからメッキになっていて、「HUSTLER」のメッキロゴもフロントについています。また、わかりにくいですがドアハンドルもメッキになっています。
「J」グレードには、メッキが多用されていて、少しだけ高級感が演出されています。
上級グレードは「J」ですが、エクステリアは「G」や「A」の方がハスラーっぽくて個人的には好みです。
見た目だけでなく、装備の差もありますが、「G」との価格差は162,000円です。装備差が気にならないのならわざわざ「J」を選ぶ必要はないと思います。
ハスラーはエクステリアの評価が圧倒的に高く、インテリアも同様に評価が高い軽自動車です。いまだに高い人気となっているのは、間違いなくこの見た目の良さですね。
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ハスラーを使い倒すなら「Gターボ」がベストグレード
ハスラーをアウトドアやレジャーなどで使い倒そうと考えているのなら「Gターボ」の4WDがベストグレードになります。
おすすめする理由はやはりターボエンジンです。自然吸気エンジンでも街乗り中心なら不満はないかもしれませんが、多人数乗車で荷物も載せて高速など使っての移動ではパワー不足を感じると思います。
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また、雪道やちょっとしたオフロードも走るのなら4WDも必須です。最低地上高も高いので、オフロード走行の性能もジムニーとまでは言いませんが侮れません。
ただ、ターボなら最上級グレードの「Jターボ」もラインアップされています。「Jターボ」なら以下の装備が追加で標準装備されています。
- ディスチャージヘッドランプ
- LEDフロントフォグランプ
- クルーズコントロールシステム
- 本革巻きステアリングホイール
- パドルシフト
- LEDサイドターン付ドアミラー
- 15インチアルミホイール
この装備差とエクステリアの違いで価格差は169,560円となります。10%以上も高くなります。確かに高級感はありますが、ハスラーは高級感を求める軽自動車ではないですよね。
唯一クルーズコントロールだけは、高速道路などでの長距離移動には便利な装備ではありますが、N-BOXのACCほどの性能ではありません。
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「Jターボ」でなくも、「Gターボ」4WDで十分ハスラーらしくレジャーやアウトドアで使えることができます。
ハスラーをオシャレに街乗りしたい人のベストグレードは?
ハスラーを街乗り中心におしゃれに乗りたい人は「G 2トーンルーフ仕様車」がベストグレードになります。
街乗り中心ならターボエンジンは必要ないと思います。ハスラー「G」ならば自然吸気エンジンでも「S‐エネチャージ」というマイルドハイブリッドエンジンとなります。
スペーシアやワゴンRのような最新のマイルドハイブリッドではありませんが、発進後~加速時にモーターでエンジンをアシストしてくれるという仕組みで、口コミでも多少の実感はあるとのことです。
また、マイルドハイブリッドなので、燃費も32km/Lとかなりの高燃費となっています。カタログ燃費だけでなく実燃費の口コミ評価も高いので期待できますね。
あと、2トーンルーフ仕様車がおしゃれで良いですね。
2トーンルーフにはルーフのカラーが「ホワイト」と「ブラック」の2種類あります。ただし、ブラックルーフは「イエロー」と「レッド」でしか選ぶことができません。
ホワイトルーフのハスラーはポップなイメージですが、ブラックルーフだと引き締まったイメージになりますね。スチールホイールもガンメタとなります。
「G」を選んでおけば、予防安全装備のスズキセーフティサポートが標準で装備されています。
- デュアルカメラブレーキサポート(自動ブレーキ)
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
最新の軽自動車のライバルとほぼ同等の予防安全装備が標準装備されているので、街乗り中心とはいえ安心です。
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ベストグレードの「G2トーンルーフ仕様車」の価格は2WDのCVTで1,366,200円で、ターボとの価格差は86,400円となります。
このくらいの価格差ならという方は、街中中心とは言えパワーに余裕のある「Gターボ」が良いかもしれません。
最も安い「A」グレードはお買い得か?
とにかく安くハスラーを買いたい人には最も安い「A」グレードもあります。
価格は2WDのCVTで1,100,520円という安さです。「G」と比較すると222,480円も安くなっています。が、標準装備はかなり省略されています。
ただし、
- マイルドハイブリッドエンジンではない
- スズキセーフティサポートが装着できない
大きな差は自動ブレーキなどの「スズキセーフティサポート」が装備されていないことと、「マイルドハイブリッド」ではないことです。
マイルドハイブリッドエンジンでなくても、モーターによるエンジンの補助がなくなるだけでなので、それほど大きな問題はないかと思います。
燃費はアイドリングストップもないので、26.6km/Lとマイルドハイブリッドの32km/Lと比較すると見劣りはしますが、価格差を燃費で回収するにはかなりの走行距離が必要になるので、それほど気にしなくても良いかもしれません。
ただ、最新の軽自動車は、ほぼ自動ブレーキなどの予防安全装備が標準装備されている状況なので、オプションでも装備できないので、あまりおすすめはできません。
他に装備でいえば
- キープッシュスタートシステム
- 電動格納式リモコンドアミラー
- リモート格納ドアミラー
- チルトステアリング
などの快適装備が「A」にはありません。
レジャーやユーティリティに関連するような装備でいうと
- ラゲッジアクセサリーソケット
- 左右独立リヤシートスライド
- 助手席ジートバックテーブル
- フロントアームレストボックス
なども装備されていません。
また、カラーリングが5色からしか選べないのも残念です。2トーンルーフも選べません。「G」以上ならば、2トーンルーフ合わせて14パターンから選ぶことができます。
価格差は大きく安く買えますが、装備面でもかなり省略されます。
一般的な使い方で、ハスラーを買うのなら、安いですがおすすめはしません。
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