ダイハツは軽自動車最大の室内スペースを実現したウェイクを発売しました。
ウェイクは、大人4人がゆったりと乗車できる室内空間「ウルトラスペース」を1835mmという非常に高い全高で実現しています。
室内高は軽自動車で最も高い1455mmで。レジャー使用時には大人が窮屈に感じることなく、室内で着替えもできます。
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また、目線の高さが1387mmと、座ってわかる見晴らしの良さ「ファインビジョン」が実現されていて、遠くまでしっかり見通すことができ、ゆったりと運転することができるのもウェイクの特徴です。
ただ、同じスーパーハイトワゴンのN-BOXやスペーシアなどと比較すると、売れ行き面では苦戦しています。
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目次
ウェイクのグレード別価格
【ウェイク】
■D
1,350,000円(2WD)
■D"SAⅢ"
1,414,800円(2WD)
■L"SAⅢ"
1,555,200円(2WD)1,679,400円(4WD)
■L"レジャーエディションSAⅢ"
1,598,400円(2WD)1,722,600円(4WD)
■Gターボ"SAⅢ"
1,674,000円(2WD)1,798,200円(4WD)
■Gターボ"レジャーエディションSAⅢ"
1,717,200円(2WD)1,841,400円(4WD)
ウェイクのグレードによるエクステリアの違い
ウェイクのエクステリアは自然吸気エンジンの「D」「L」とターボエンジンの「Gターボ」の大きく2つで違いがあります。
↑ウェイクGターボ
↑ウェイク「L」
ウェイクのGターボはフロントフリルの部分がメッキとなっていて、「D」「L」はブラック仕様となっています。大きくはここが違っています。
他には、アルミホイールののサイズと形状の違いです。「D」は14インチのホイールキャップ仕様で、他はすべてアルミホイールです。また、「Gターボ"レジャーエディションSAⅢ"」のみ15インチアルミホイールです。
↑Gターボ"レジャーエディションSAⅢ"
最上級グレードの「Gターボ"レジャーエディションSAⅢ"」になるとアルミホイールも大きくなって、かなりの迫力になりますね。
エクステイリアデザインは好みの問題ではありますが、個人的にはやっぱりGターボがウェイクらしくておすすめです。
「D」と「L」ではどちらのグレードを選ぶか?
ウェイクの自然吸気エンジンには「D」と「L」の2グレードがラインアップされています。
ウェイクで最も安いのが「D」ですが、それでも135万円と高額になります。しかも「D」には予防安全装備のスマートアシストⅢが標準装備となっていません。
人を乗せてレジャー使用が多くなるウェイクに、自動ブレーキなど搭載されていないのはおすすめできません。
スマートアシストⅢが搭載されている中で最も安いグレードが「D"SAⅢ"」で、価格は1,414,800円です。
一つ上のグレードになる「L"SAⅢ"」は1,555,200円で価格は140,400円高くなります。この価格差で以下の装備が増えることとなります。
- オート格納式ドアミラー(キーフリー連動)
- プッシュボタンスタート
- キーフリーシステム(イモビライザー機能付・リクエストスイッチ付)
- パワースライドドア(左右)
- スライドドアイージークローザー(左右)
- オートエアコン(プッシュ式)
- オートライト
- 格納式リヤサンシェード
- 14インチアルミホイール
14万円の価格差ですが、快適装備を中心に標準装備の差も大きくなっています。
特にスライドドアです。スーパーハイトワゴンの軽自動車の魅力の一つにスライドドアがあります。スライドドアの機能で「パワースライドドア」は是非欲しい機能です。「D"SAⅢ"」だとオプションでもパワースライドドアを装備することができません。
⇒軽自動車のスライドドアを比較 スライドドア使い勝手NO1はタント!
そう考えると、「D"SAⅢ"」は選択肢から外れてきます。
次に、「L"SAⅢ"」と「L"レジャーエディションSAⅢ"」の比較です。価格は43,200円です。装備差は以下の通りです。
- イージーフロアケア(座席側・荷室側)
- 上下2段調整式デッキボード(固定フック付)
- ユーティリティフック
- 荷室床面フック
- 固定ベルト
主にレジャー使用で便利な機能が中心になります。
イージーフロアケアは掃除がしやすい防水素材となっていて、泥のついたシューズや濡れた荷物も気にせず置くことができ、汚れも簡単にふき取ることができます。
上下2段調整式デッキボードは、アンダートランクの活用の幅を大きく広げてくれます。
通常は、アンダートランクに入らない物も、デッキボードの脚を立てることで積載可能になり、さらにデッキボードの上にも荷物を積むことができます。
レジャーパッケージは、荷物積み込んでレジャーに活用するための装備が満載です。よって、4名乗車で荷物を積んで出かけることが多い方には、おすすめできますが、正直なくてもそれほど困る装備ではないと思います。
自然吸気エンジンでのベストグレードは「L"SAⅢ"」です。レジャーエシションはそれほど必要ないと思います。
ただし、ウェイクは全高1835mmと車高のため、車重も1,000kgと軽自動車としては非常に重むなっています。
よって、軽自動車の660cc自然吸気エンジンではパワー不足だとの不満の口コミが多いです。
⇒軽自動車エンジン性能、パワー比較
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ウェイクはターボの「Gターボ」が必要
1トンの車重に4名乗車で荷物を積み込んで、高速道路で遠出してレジャー!こんな状態では660ccの自然吸気エンジンで走るのは酷です。
加速の悪さを我慢できても、アクセルの踏み込み量が増えて燃費悪化なんてこともあるので、ウェイクを買うならターボエンジンは必須と思います。
ウェイクのターボエンジンは、ライバルと比較してパワフルというわけではありませんが、パワー不足ということはないようです。
⇒軽自動車にターボは必要?ターボモデルのパワーと燃費、価格を比較
ウェイクのターボ搭載グレードは「G」になります。「Gターボ"SAⅢ"」と自然吸気エンジンの「L"SAⅢ"」の価格差は118,800円あります。装備差は以下の通りです。
- LEDスタイルパック(LEDヘッドランプ、LEDフォグランプ)
- 革巻ステアリングホイール
- 自発光式大型3眼センターメーター(タコメーター付)
- 本革インパネセンターシフト
LEDスタイルパックは「L"SAⅢ"」でも59,400円でオプション装着できるので、ターボエンジンによる実質の価格増加分は5万円以下になります。
ターボエンジンにはもう一つ「Gターボ"レジャーエディションSAⅢ"」があります。価格は、「Gターボ"SAⅢ"」からさらに43,200円高くなります。
「L"SAⅢ"」のレジャーエディションとの価格差と同じです。ただ「Gターボ"SAⅢ"」には「上下2段調整式デッキボード(固定フック付)」が標準装備されています。よって、レジャーエディションを選ぶ理由がますます低くなります。
ウェイクにはターボが必要ですが、レジャーエディションは必要の実用性は低いといった感じです。
ウエィクの不満点・・・
圧倒的な室内空間に、レジャーに使える装備満載のウェイクですが、イマイチ売れ行きはパッとしません。
その理由はいくつかの不満点にあると思います。
- 燃費が悪い
車重が1000kgもあり、全高も1835mmと背が高いので、ライバルと比較すると燃費が悪いです。自然吸気エンジンで25.4km/L、ターボエンジンで23.8km/Lの燃費はライバルより2~3km/L悪くなります。
⇒軽自動車は燃費が良い?ボディタイプ別燃費比較・ランキング
⇒おすすめの人気軽自動車の実燃費比較・満足度ランキング
- 乗り心地が良くない
ウェイクは1835mmという高い全高なので、横揺れを防ぐために足回りを硬くしてるイメージのようで、乗り心地が硬いとの口コミが多くなっています。
- コスパが悪い
ウェイクは車両価格の高さだけでなく、ライバルのN-BOXやスペーシアなら標準装備されているものが、ウェイクだとオプション扱いになっているものもあるので、口コミでもコスパ評価は低くなっています。
ウェイクのおすすめグレードランキング
- Gターボ"SAⅢ"
- Gターボ"レジャーエディションSAⅢ"
- L"SAⅢ"
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