今、最も人気で売れている軽自動車はN-BOXです。
全高1700mm以上の高い全高による広い室内と、両側スライドドアによる利便性の良さでスーパーハイトワゴンが人気の中心です。
が、一昔前までの軽自動車と言えばワゴンRです。人気はN-BOXに奪われていますが、走行性能の高さや燃費の良さなど、総合的な実力はワゴンRも負けていません。
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ワゴンRの購入を検討している方に、グレード選びの参考になればと思いまとめてみました。
目次
ワゴンRのグレード別価格
【ワゴンR】
■FA
1,078,920円(FF) 1,199,880円(4WD/5MT) 1,202,040円(4WD)
■HYBRID FX
1,177,200円(FF) 1,298,160円(4WD)
■HYBRID FX セーフティパッケージ装着車
1,273,320円(FF) 1,394,280円(4WD)
■HYBRID FZ
1,35,000円(FF) 1,470,960円(4WD)
■HYBRID FZ セーフティパッケージ装着車
1,409,400円(FF) 1,530,360円(4WD)
【ワゴンRスティングレー】
■スティングレー HYBRID X
1,488,220円(FF) 1,609,200円(4WD)
■スティングレー HYBRID T
1,658,880円(FF) 1,779,840円(4WD)
ワゴンRのグレード別装備と価格比較 ベストグレードは「HYBRID FZ」
まずはノーマルワゴンRのグレード比較です。
ワゴンR「FA」はお買い得か?
ワゴンRの特徴は107万円という安い価格設定の「FA」がラインアップされていることです。ワゴンRほどスペースに余裕のある軽自動車が100万円ちょっとで用意されているのは親切な設定です。
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ただし、一つ上の「HYBRID FX」と比較すると装備は簡素化されています。
- 車両接近通報装置
- オートライトシステム
- キーレスプッシュスタートシステム
- タコメーター
主に上の5つの装備が「FA」には装備されていません。それほど問題ないかもしれませんが、「FA」と「HYBRID FX」には決定的な違いがあります。
- マイルドハイブリッドエンジンではない
- 自動ブレーキなどの「セーフティパッケージ」が装着できない
ワゴンRの魅力の一つにマイルドハイブリッドエンジンがあります。
モーターでエンジンを補助するだけのシステムなので、劇的に燃費が良いわけではありませんが、燃費向上効果と合わせて「加速の補助」といった効果も口コミなどで多数見られます。
このマイルドハイブリッドエンジンが搭載されていないのは、ワゴンRの魅力は半減です。
また、自動ブレーキンなどの予防安全装備である「セーフティパッケージ」がオプションでも装着できないのも「FA」の大きな欠点です。
やはり軽自動車だからこそ安全装備は必須だと個人的に思います。
⇒自動ブレーキの軽自動車を買う スズキ、ダイハツ、ホンダ、日産の性能比較
「FA」と「HYBRID FX」の価格差はマイルドハイブリッドの増加分が「98,280円」で、さらにセーフティパッケージも追加すると「194,400円」となります。
「FA」は107万円でワゴンRが買えるというコスパの高さは抜群です。セカンドカーとして近所の買い物などの足程度ならベストな選択かもしれませんが、やはり予防安全装備が装着できないのは問題です。
個人的なベストは「FA」に自動ブレーキなどの予防安全装備が装着できればと思います。
「HYBRID FZ」と「HYBRID FX」の装備比較
マイルドハイブリッドエンジンが搭載されている「HYBRID FZ」と「HYBRID FX」の一番の違いはスタイリングデザインです。
↑「HYBRID FX」
↑「HYBRID FZ」
「HYBRID FZ」はスティングレ-いらないのでは?と思わせるデザインになっています。これは完全に好みの問題ですね。
個人的には「HYBRID FX」がスタンダードなワゴンRっといった感じで好みです。
ただ、スタイリングデザインだけでなく装備でも違いがあります。
- LEDヘッドランプ
- 14インチアルミホイール
- 本革巻きステアリングホイール
- ステアリングオーディオスイッチ
- チルトステアリング
- 助手席バニティーミラー(チケットホルダー付)
- シルバーインサイドドアハンドル
- IRカット機能付フロントガラス
- プレミアムUV&IRカットガラス(フロント)
「HYBRID FZ」になると装備も豪華になります。
外観では14インチのホイールキャップがアルミホイールに変わり、ハロゲンがLEDになります。インテリアは本革巻きのステアリングホイールなどが装備されています。
この装備差とスタイリングデザインの違いで価格差は「136,080円」となります。装備内容を考えると136,080円はお買い得かもしれません。
やはりおすすめグレードは「HYBRID FX」
結局ワゴンRのベストグレードはHYBRID FXです。
ワゴンRだとマイルドハイブリッドエンジンが欲しいところです。また、HYBRID FZでなくても以下のような必要十分な標準装備は揃っています。
- フルオートエアコン
- キーレスプッシュスタートシステム
- キーレスエントリー
- 全面UVカット機能付きガラス
- スモークガラス(リアドア、リヤクォーター、バックドア)
- などなど
これだけの装備とマイルドハイブリッドエンジンに自動ブレーキなどの予防安全装備がついて127万円なので、N-BOXの最安グレード138万円よりも10万円程度安く買うことができます。
ワゴンRスティングレーのグレード別装備と価格を比較
スタンダードなワゴンRは一目見てワゴンRとわかかる普遍的なデザインになっていて安心感があります。が、逆に新鮮さがなく見飽きたイメージがあるのも事実です。
少し個性的なデザインのワゴンRが欲しい人向けにはスティングレーがおすすめになります。
他の軽自動車で言うカスタムに相当するグレードですが、デザインは個性的です。
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スティングレーの自然吸気エンジンとターボエンジン
スティングレーには「HYBRID X」と「HYBRID T」の2つのグレードがあります。
大きな違いは「HYBRID X」は自然吸気エンジンで「HYBRID T」がターボエンジンを採用していることです。
ワゴンRはスティングレーでも車重790kgと軽量で、マイルドハイブリッドによるモーターの補助もあるので、自然吸気エンジンでもパワー不足は感じないという口コミが多く見られます。
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基本的には自然吸気エンジンでも問題ないと思いますが、同じ自然吸気エンジンの「HYBRID FZ」との価格差は「78,840円」あります。
スタンダード仕様の「HYBRID FZ」のスタイリングデザインで問題ないのであれば、スティングレー「HYBRID X」である必要はないかもしれません。
スティングレーのグレード別の装備と価格比較
スティングレー「HYBRID X」と「HYBRID T」の2つのグレードにはエンジン以外に装備にも違いがあります。
- フロントシートSRSサイドエバッグ
- SRSカーテンエアバッグ
- クルーズコントロールシステム
- パドルシフト
- 15インチアルミホイール
主に上の5つの装備が「HYBRID T」に追加で標準装備されます。
ワゴンRズティングレーでおすすめはこの「HYBRID T」です。
理由は2つあって、1つは自然吸気エンジンの「HYBRID X」ならスタンダード「HYBRID FZ」でいいような気がします。スティングレーのメリットは唯一ターボエンジンが選択できることだと思います。
ワゴンRなら自然吸気エンジンでもそれ程パワー不足を感じることはないようですが、フル乗車での高速道路での追い越しや長い坂道では、やはりターボエンジンが欲しいところです。
スティングレーの「HYBRID T」がおすすめの理由あと一つは「サイドエアバッグ」と「カーテンエアバッグ」が標準装備されていることです。
実はこのエアバッグ標準装備が、スティングレーの「HYBRID T」をおすすめする一番の理由です。サイドエアバッグ」と「カーテンエアバッグ」は他のグレードではオプションでも装備することができません。
ハイトワゴンの軽自動車は横転リスクもあり、横からの衝突などにも注意が必要です。よって、サイドエアバッグとカーテンエアバッグは欲しいところです。
ターボエンジンと装備の差で価格は「170,660円」高くなります。正直コストパフォーマンスがそれ程高いとは言えないかもしれません。
ワゴンRのおすすめポイント
N-BOXの登場によって、ワゴンR人気は奪われてしまいましたが、ハイトワゴンの中ではまだまだ人気の軽自動車です。
全高1700mm以上もあるN-BOXなどのスーパーハイトワゴンと比較して、ワゴンRの全高は1650mmと低くなっていることと、スライドドアを採用していないことでのメリットがあります。
- 全高が低く走行安定性が高い
- 車重が軽く加速、燃費が良い
- 室内は必要十分以上広い
ワゴンRのターボは高くなりますが、価格もスーパーハイトワゴンよりも安く抑えられているので、軽自動車のらしくコスパにも優れます。
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